いくら何でも「16万2000」は少な過ぎか!?

 そして日本時間の今宵21時半、米労働省が7月雇用統計を発表し、非農業部門の新規雇用者数が6月比16万2000増と、大半の市場予想18万央からも前月実績からも大きく下げた(!)。ただ失業率が7.4%と、前月実績の7.6%や予想の7.5%からは若干マシになったので、現時点でイッテコイと思っていいのかどうか(?)。
 しかし発表を受けてか、せっかく先刻の東京外為でドル円が99円台後半だったものが今、欧米のどこかか(?)またぞろ99円スレスレまで円高に振れている上、ロンドン株FTSEが50ばかり下げ6630ポイント辺りになってしまっている。もうすぐ寄り付く今日のNYダウがどうなるかわからないが、史上最高値を更新した昨日の今日でもあり基本下げると見て良かろうものの、「これでQE3縮小開始9月説が遠のいた」との思惑が蔓延すれば、堅調に推移しよう。しかしその思惑で上げるのも基本、不健全としたもので、日本ならまだしもそれこそ米らしくなかろう(?)。