新年度相場は反発スタートか……!?

 今日土曜の早朝配信の日経電子版で、週末昨日の欧米の株式・為替・商品市場にて、この土日で余程の事件・事故等が発生しない限り、週明け明後日の東証での上げ材料が目立っていた(!)。文字通り気分一新、新年度が楽しみになってきたのは僕だけではあるまい。
 まず英FTSE100種総合株価指数が前日比26.42ポイント高の5768.45ポイントで引けた。後述する原油や金属相場高で資源株が上昇したという。
 米ダウ工業株30種平均も続伸、前日比66ドル22セント高の1万3212ドル04セントで引けた。各種指標発表で、個人消費支出が前月比で市場予想をも上回ったり、3月消費者態度指数(ミシガン調べ)の確報値も同様、景気が勢いを増している証としていた。
 また、NYマーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場も3日ぶりに小反発、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)5月物が0.24ドル高の1バレル103.02ドルで引けた。ここ2日間で約1カ月半ぶりの水準に下げていたため、押し目買いが入った。欧米の株式相場が上昇したことも材料だったという。ただ四半期期末で売買が限られ上値も重かったのが、小反発にとどまった要因だろう。
 NYではもう一つ、金先物も上昇し、NY商品取引所(COMEX)で6月物が前日比17.0ドル高の1トロイオンス1671.9ドルで引けた。為替でドルが対ユーロで下落し、ドルの代替投資先とされる金に買いが入った。また、ここでも欧米株式相場の上昇が材料にもなり、金に買いを誘った面もあった。
 あと為替で円が対ドル・ユーロでまた安く振れ、5時49分時点で45銭安の82円80銭台と63銭安の110円50銭台となった。

 昨日住金100株ナンピンを入れ、しかも平均単価が現状維持の167円となったのはどうやら正解だったようだが、願わくば三井物産も入れたかった感があって仕方がない(!)。しかしそこまで軍資金があるわけがなかった……