東京五輪に合わせてLEDだらけに(?)……政府方針。

 今日の朝日朝刊1面トップに、政府が20年度を目途に、照明器具において白熱灯と蛍光灯の製造や輸入を事実上禁止させ、LEDの電球等に置き換えていく方針だと出ていた。安倍首相が今日、官邸に財界幹部を招いて開く「官民対話」での、省エネに関する表明だといい、今月末の仏パリでのCOP21(国連気候変動枠組み条約締約国会議)における、日本の温室効果ガス削減の取り組みの一環だという表明もあるという。

 LEDは製品寿命が長く消費電力も小さいが、未だ価格が2000〜3000円台と、09年当時の1万円と比べて相当下がったとはいえ、白熱灯・蛍光灯と比べてまだまだ高価だ。ただ、政府は来年度にも省エネ法の政令を改め、LED並みの省エネが無理な白熱灯と蛍光灯は、事実上製造や輸入が出来なくなっていく。もっとも白熱電球は既に、日本メーカーで東芝ライテックパナソニック日立アプライアンスが生産を終了済みだという。

 僕も未だLED導入は踏ん切りがつかない状態で……というか、風呂付6畳一間の広さのフローリングのMy賃貸アパートでは、すぐにLEDを導入できるのは風呂の照明だけで、部屋と台所は蛍光灯の器具を撤去の上、LED用のと交換が必要だ。その辺はゆくゆく家主と相談するしかない。

 何とか2度目の東京五輪に間に合わせ、日本国中をLEDだらけにし(?)訪日外国人を驚かせようという魂胆でもあるようで(?)、これはどうやら朝日のスクープ、毎日や読売、日経には出ていなかったから、産経や東京にもなかっただろう。