今日から実質株式併合だが……

 週明けの今日から実質今年度下期の立会いが始まる。と同時に、新日鉄住金株も名目は10月一日だが決済日の関係で実質今日から、10株を1株にする株式併合並びに取引単位も1000株から100株への縮小が始まった。

 実は何を隠そう、8月から9月にかけてSBI証券のS株取引でもって50株ずつ4回、計200株を買い戻していて、今期中間配当の1株3円、計600円を貰う手筈を整えていた。もっとも今日の終値ベース(2255円50銭)で、既に4690円の含み損を抱えてしまったが(?)、そう遠くないうちに3000〜4000円に乗せると思っていて、今2000円台で買い戻し続けるのが先決と、たとえ何千円何万円の損を抱えようと一向に構わない算段でいるのだ。

 それにしても株式分割はよく聞くが併合は今回が初めて、もちろん経験も然りだ。昨夜SBI証券のMy口座を覗くと、もう既にMy持ち高もキッチリ200株から20株に併合されていた(!)。なので期末配当は、目下の予想で40円くらいと言われている伝でいけば800円くらいになる。もっとも当然ながら3月期末までにはもっと買い増すつもりだが……

 ただ、今日から抱え込むことになった心配事として、曲がりなりにも今日急遽(?)4ケタ株価、しかも2000円台になってしまった以上、昨今の地合いからして下げ余地が増えたと思ってしまっている。確かに明日以降、余程の悪材料が噴出して急落したとしても、特に利回りがストッパー役を果たすとも思うものの、先週までの「200円割れ」というのと、今日からの「2000円割れ」とでは、同じ大台割れでも受ける印象が格段に違うのだ。前者だと「そろそろ底か!?」とも思うが、後者だとともすれば底が見えてこなかったりするわけだ。

 もっとも既述の通り、いつしか3000〜4000円に乗せれば(?)それまでに何回押し目ナンピンを入れ続けてどれだけの含み損を抱えようとも、その暁には一掃されるから構わないと言えば構わないのだろうが……

 そういった考察は、それこそ明日以降の日経本紙や日経ヴェリタス、株式新聞、日本証券新聞が頼りなのは言うまでもない。因みに今日の終値ベースで新日鉄住金とJFEホールディングス(1656円)の時価総額をそれぞれ概算すると、発行済株式数が約9億5000万の前者が2兆そこそこ、同じく約6億1000万の後者が1兆そこそこだ。