分社化した「旧データバンク局」、7月一日本社に戻る。

 今日の日経朝刊12面(企業1)に、自身の100%子会社・日本経済新聞デジタルメディア(日経DM)を7月一日付で吸収合併すると出ていた。合併後の日経DMは、日経本社の一部局である「デジタルメディア局」に収まり、名称に名残を残すものの事実上解散する。
 
 記事では日経DMが07年に発足したとだけあったが、それまでは確か本社の「データバンク局」という一部局だったと、四半世紀以上のキャリアを誇る日経ウォッチャーたる僕的に記憶している(!)。そこで、過去の新聞記事や企業情報を検索できる日経テレコン、広範囲の経済データを提供するNEEDS(Nikkei Economic Electronic Detabank System)等々、僕的に四半世紀来の垂涎の的と言える(!)各種サービスを扱ってきたのだ。

 因みにだが当ブログ開始前、紙の日記帳にはその名も「NEEDS−〇Y」と、そこでもサービス名を勝手にパクリ(?)Myイニシャルをくっつける形をとった。どうせ非公開なので構わないだろうと思ったのだ。現在の当ブログは、EDISON21に脱皮し発展を遂げたANNECSをパクッてしまっているが(?)、脱皮した殻を拾わせて頂いたものと大目に見て頂けたら、実に光栄なことかつ非常にありがたい(!)。

 ただ、それほどの重要部局を07年になぜ分社化したのか、その経緯までは今もよく知らない。その前年の06年に社史の『日経130年史』が刊行されたが、当然そのことが出ている由もない。しかし来年は『140年史』を出してほしいと切に願うので(?)、その際はまず横浜の新聞博物館で閲覧し、ゆくゆくは神田古書街ででも入手してみたい(!)。

 ともあれ、その旧データバンク局が晴れて再び本社に舞い戻るわけで、記事の脇にその人事も記されていた。DM専務2人が本社の専務執行役員と常務執行役員に、常務1人がDM局長に、取締役がDM担当補佐という、同日付発令の人事だ。