反対派が優勢になったが……大阪都構想「中間世論調査」。

 今日のMy3紙朝刊に揃って、いよいよ6日後の17日投開票の、大阪都構想の是非を問う大阪市住民投票世論調査が出ていた。そして別に申し合わせたわけでもないだろうが、いずれも反対が賛成を上回っていた。

 朝日は本社(大阪本社か??)と系列の大阪キー局・朝日放送(ABC)との共同で、9〜10日の2日間の電話調査だった。1面に概要、3面(総合3)にQ&AとそのAの比率が出ていて、賛成33%、反対43%、その他・無回答24%だったという。

 読売は系列テレビの読売テレビと共同でなしに、大阪本社の単独実施だったか、無作為抽出による電話調査を8〜10日に行った。2面(総合)に、賛成34%、反対50%だったと出ていた。

 日経は本社でなしに共同通信による調査で、2面(総合・政治)に賛成39.5%、反対47.8%と出ていた。

 やはりああいう土地柄に見えて、こういうことだと途端に保守的に構える姿が浮き彫りになったようだ。大阪維新の会代表でもあり、これに敗れたら政界引退をも表明した橋下徹市長に秘策はありや否や??……仮にあるとしたら、反対派に有無を言わせる暇を与えないために当然、投票日当日に打ち出すだろう。

 因みに元大阪市民たる僕はもちろん投票権がないが、仮にも元市民なのにもかかわらず、こういうSNSで賛否をどう表明したものか、未だ分からないのだ。「行政の効率化」で賛成といえば賛成、「大阪を東京にしてどないすんねん??」(?)「せっかく現行の大阪市何々区という市名・区名に愛着があるのに」と反対といえば反対……ただでさえ優柔不断なのに(?)、実に困った政策だ(?)。

 よく言われるセリフで無責任なのは承知だが、ここはもう市民の総意で決定してもらうしかないし、元市民は黙って見守りそれに従うしかない。