昨日の誕生日は波乱だったか(?)桃子ちゃん。

 昨日はみどりの日の祝日だが、現ファン元ファン問わず菊池桃子ちゃんの誕生日でもあるのは周知のことだ(?)。僕と同年代の47……だが、昨日一向にAmebaブログ「私設♥研究室」が更新されなかった。「まあ、『今日は誕生日で御座い』とはそうそう書かないか??」と思っていた。

 しかし、今日の11時前になってやっと更新されたサブタイトル「昨日は」によれば、彼女にとって波乱の1日だったようだ。家族で「すし旅行」を計画していたが、「幹事」の息子さんが何かの手違いかチョンボって、結局旅行が中止に追い込まれた。計画の中身やどうチョンボったのかの詳細は伏せられてあったが、あまりの急転直下の悲しみで思わず涙ぐんでしまったという。

 そして悪く思った息子さんが急遽ケーキを買いに走り、飾りのチョコに「お母さんごめんね」と記されたケーキで祝ったという。こうした波乱の1日だったので、とても更新に手がつかなかったのは想像に難くない。今頃は現ファンを中心に、息子さんに非難轟々かもしれない。

 「あっ、お忙しい中わたしのブログを読んで下さってありがとうございます、山川さん」
 「まあ、別に礼には及ばないよ。元ファンとして当然かなあ、なんて(?)」
 「いつまでファンでいらっしゃったんですか?」
 「何年前かなあ〜?? 90年頃までかなあ……CDのリリースが減ったもんで、とろりん、西村知美ちゃんに鞍替えしちゃった」
 「あ〜知美ちゃんもかわいいですもんね。わたしを慕ってくれる子でもありますし……あっ、そうそう、山川さんって高田みづえさんもお好きなんですね」
 「まあ歌だけね、歌。カラオケの十八番だし」
 「えっ、そうなんですかあ〜!?」
 「20年以上前に職場の飲み会の2次会、カラオケボックスで『原宿メモリー』歌ったのが
思いの外ウケてねえ」
 「そうだったんですか」
 「まあだけど本人はちょっとねえ、あははのは」
 「わたしもみづえさん大好きだったんです!わたしがデビューした頃『秋冬』を歌ってらっしゃって、『ベストテン』や『トップテン』で共演した時も親しくお話しさせて頂いて……」
 「うんうん」
 「初めはなんかこわい感じの方だと思ってたんですけど、すごくお優しくて、大先輩でいらっしゃるのにすごくかわいらしい感じの方で、初めてお話させていただいた晩は嬉しくて眠れなかったんです」
 「へえ〜」
 「そして丁度30年前ですよね、引退されてご結婚されて……ある日2つの思いが交錯して一晩中泣き明かしたんです」
 「どんな??」
 「お幸せになっていただける嬉しさと、もうお会いできないかもっていう淋しさで……山川さんはみづえさんのファンだったんですか?」
 「いや、当時奈保子姉のファンだった」
 「そうですか。で、どう思われました?」
 「いやどうも何も、ビックリしたの一言。高3の時で部活は鉄研だったけど『へえ〜高田みづえ結婚するねんや……誰と??……大関若島津??』って感じだった」
 「お忙しい中、気にかけてらっしゃったんですね」
 「忙しいっちゃ忙しかったけど、暇っちゃ暇だったかなあ〜??あははのは」
 
 「フッ……もう山川君ったら、な〜にがあははのはよっ!」
 「み、みづえさん??」
 「ありゃま、再度ご登場」
 「お久しぶりね……ってルミ子さんの歌じゃないけど、桃子ちゃん、元気にしてた??」
 「ハイッ!!」
 「そう……そうだったの……30年前そんなに桃子ちゃんを悲しませてたなんて」
 「い、いえ、ち、違うんです」
 「ようし、じゃあ今からお寿司でも食べに行こうか、桃子ちゃん」
 「おっ、いいねえ」
 「おっと、山川君はダメよッ。これから桃子ちゃんと2人っきりのデートなんだからねっ!!」
 「い、いえ、みづえさん、そんな……」
 「遠慮しなくていいのよ……そしてカラオケでも行こうよ。わたしが桃子ちゃんの歌歌うから……」
 「げ……みづえさんが『雪にかいたLOVE LETTER』は少なくとも似合わないなあ〜」
 「うるさいぞッ山川君!! 桃子ちゃんはわたしの歌歌ってくれない?」
 「えっ、でも……」
 「ねえ、わたしの歌いくつか知ってる??」
 「『私はピアノ』や『そんなヒロシに騙されて』、『秋冬』でしたら……すみません、勉強不足で」
 「立派立派!! 山川君なんか『硝子坂』とか『花しぐれ』聴いたことあるって……逆にトシ誤魔化したオヤジかもねェ〜」
 「まあ何とでもおっしゃって下さい」
 「じゃあ桃子ちゃん行こ!! そして山川君はここで退散。今日の冒頭にまた難しいこと書いてたくらい忙しいんでしょッ!? じゃあねっ!!」
 
……そうねえ、みづえさんの歌の練習すらできないくらいだからなあ(?)……いや、練習サボり続けているのがいけなかったか??