「結婚しない人増えた」とは「図星的余計なお世話」(?)だが……

 今日の日経朝刊20面(エコノ探偵団)に、アラフィフまでに結婚しない人の割合を示す、いわゆる生涯未婚率が増えてきているというレポートがあった。高田みづえさんが『私はピアノ』をリリースし、後にファンになる河合奈保子姉が『大きな森の小さなお家』でデビューしたという1980年には、男女共5%未満だったが、30年経った2010年には男性2割、女性も1割に達したという。今年はどうかわからないが、上昇傾向ではあろうから男女共に更にコンマ5割は増えているかもしれない。そんな統計が発表されたら、また注目してみたい。

 こうした背景にはいくつかあるようで、ひとつにはコンビニや単身者向けの様々なサービスの普及で、とりわけ我々野郎共が不自由しなくなった(?)ことがある。そこへ昨今のネット(通販)の普及もあり、こうなると結婚の利点が「家族を持つ」「精神的安らぎ」……つまりセックスして子作り、それ以外にも折を見てまた性欲を満たすセックス、くらいしかなく(?)肝心の「費用(時間含む)対効果」で疑問だし、やはり独身ではあり得ない、結婚特有の多種多様な束縛を受けるのも今風に言えばウザいようだ。

 また、女性の方でも未だパートナーの年収を気にする向きが多数派のようで、6割超が「少なくとも400万」という統計もある。折角仕事が軌道に乗って収入も安定したところで結婚、場合によっては退職まで余儀なくされるので、「以降得られたであろう収入&キャリア」の分の「補償」を求めているという。しかしそんな男性は3割弱にとどまり、その「3割超のミスマッチ」が未婚率を押し上げている面もあろう。

 僕的に今回の記事に鑑みれば、アラフィフ未満の男性未婚率2割にキッチリ該当し(?)、そんな図星的指摘にブッチャケ言って余計なお世話だと反発したいものだが(?)、実はあさっての連休明けからその脱却に動く計画でいる(!)。

 昨秋から昼休みに自作の弁当を昼食にするのがMy習わしになり、社員食堂は高くつくのを実感し、余程のことがない限りまず利用しない。弁当は、インスタントのハンバーグやミートボール以外ライスにフリカケだけの、文字通り味も素っ気もないものだが(?)、毎朝出掛け間際に用意するのでそれなりにテンパる。

 しかしそんな手間が実ってか(?)、食べる頃には休憩室のチェアーの両サイドに女性が座ってくる僥倖に与れる(!)。2人とも同じフロアに持ち場があるので気心が知れ、かつ僕がその時間には大抵メシを頬張りながら新聞(特に日経本紙。のち日経産業&株式新聞(!)、あと余裕があれば朝日&読売)に目を通しているので、「あまり余計なことを言って来ないヤローだ」と脇に陣取りやすいのかもしれない(?)。いや、「物静かでステキなヒトよね」と思って欲しいのだが(?)……

 そしてたまに世間話に興ずるのだが、いやはや2人の対応はまるで正反対だ。大抵先に現れる、匿名希望ペンネーム(?)Kさんはかわいいがとにかく口数が少な過ぎる子で、素っ気ないわけでもないがあまり会話が繋がらない続かないという有様だ。日経本紙等を広げていても、横目で見ていよう筈だが一言も紙面に触れてくれたことさえない。まあ、何だかんだと日経本紙はやはり難しいと、他人を見ていて改めて実感するが(?)、腰掛ける時でも決して脚を組まずキレイに揃えるからお淑やかと言えばお淑やか、しおらしいと言えばしおらしいし、僕好みではある(?)。

 もうひとりの同じく(?)メガネっ子のYさんも、メガネの似合う程々の美人に見えなくはないが(?)、逆にとにかくよく喋る。話好きなのだろう、僕が紙面に没頭していようが、紙面に出ているネタであるなしに関わらず、横からアレやコレやと話しかけて来る。余りにも多弁なので、連休前までに住んでいる地域や趣味、関心事といった彼女の情報をあれこれ入手できたのも自然の成り行きだ(!)。

 しかも結構社会派で、連休前も日経や株式新聞を読んでる傍らで、目に飛び込んできた気になるネタを直ぐ口にするところはさすがだった(!)。とりわけ宇宙(開発)に猛烈な関心がある「リケジョ」のようで、4月28日にJAXA(Japan Aerospase eXploration Agency:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)のネタを日経産業で見つけた刹那、凄いテンションの上がりようだった(?)。あまりに嬉しそうにするので、読み終えた後思わずその紙面を進呈したほどだ(!)。

 もちろんそこはいわゆるギブ&テイクで、そういったことはさることながら、当方の情報も膨大な中から(?)いくつか開示済みだ。

 そしてあさってだが、先に口数過少のKさんに手を出したい(?)。リケジョが職場近く在住なのに対し、Kさんは僕と同じ電車通勤、しかも途中まで同じルートなので「今日良かったら途中まで一緒に帰る?? 〇〇駅まで」とアプローチをかけてみたい(!)。残業等で時間が合わなくなったら仕方がないが、それを続けることで彼女も話慣れしてくれば、口数過少も解消に向かうかもしれない(?)。

 そこから休前日の晩にでも某特急停車駅で途中下車し、ビッグエコーででもカラオケに興じたり、更にはカラオケ後にホテルに泊まろうということにまでなれば、当然お互いいい大人なんだからヤルべきことをヤル(?)……さすがにそれでガラッと変わるんじゃないかとの、大いなる期待がある(?)。どうやら彼女は俗に言うドMのようで(?)、何かにつけリードして欲しげなので、DVにだけ慎重に注意しさえすれば、僕がグイグイ引っ張っていくことにやぶさかでないようだ。

 あるいは言わば、今や死語と化したか「黙って俺についてこい」的な男が好みなのかもしれない(?)。僕は断じてそこまでSではなく(!)むしろフェミニストを自認したいのだが(?)、DVでなければ何でも従いますという、「3歩下がって彼の影を踏まず」「(同棲中の彼や結婚後の旦那が帰ってきたら)三つ指ついてお帰りなさい」……もう現代にあってはもはや、人間国宝に指定しても大袈裟ではない子なのかもしれない(?)。

 また、どちらを口説くにしても(?)今年も7月25日であろう天神祭の船渡御に連れて行くつもりでもいる(!)。当日は土曜なので、休日出勤があっても断るばかりか金曜も休日をとる方針だ。金土日の2泊3日なので、2泊時には晩に必ずヤリたいから(?)……逆算すれば、6月以降にはその「予行演習」(?)を数回ヤリたい(!)。

 なお、7日は新聞休刊日につき朝刊はナシだ。なので、2日発行の7日付株式新聞と今週の日経ヴェリタス持参で間に合おう。

 「ホント!? ホントなの山川君!? いよいよ彼女作るって」
 「まあそういうこったね」
 「その口数が少ないお淑やかな子ってそんなにかわいいの??」
 「みづえさんほどじゃないけどね」
 「もお〜山川君ったら……でもその子も何気に山川君に気があるようね」
 「僕もダテにトシ食ってないし、その子の気持ちは分かってるつもり」
 「この〜女殺しめ!! しかも新聞が武器とは、らしいと言ってもやっぱ卑怯だぞお〜!!」
 「僕ならではの戦略のうちと言ってほしいねえ〜??」

……などという夢が見られたら、この話もなかったことになるか!?