雇用統計軟調が、株高や原油高まで誘発(!)。

 今日の日経夕刊3面(総合)に、昨日のNYダウは結局、先週末3日比117ドル61セント高の1万7880ドル85セントと続伸して引けたとあった。

 例の3月の雇用統計を起点に、こういうルートで株高になった。まずは為替で、利上げ観測の後退でドル高一服だったのが、ドルベースでの割安感から原油高にもつながったという。

 次がその原油高で、もう一つの材料として先週末サウジアラビアがアジア向け価格を値上げし、WTIが3ドル高の1バレル52.14ドルと、実に2カ月ぶりの水準に戻した。

 昨日のところは日曜の日経朝刊や日経ヴェリタスの展望が外れ、雇用統計が本当に悪材料なのかどうか、昨日のNY株の立会いで真価を問うた僕の見立てが的中したことになる(?)。