僕みたいな元大阪府民が、未だ各道府県にもいるという……??

 今日の朝日朝刊3面、読売朝刊2面(総合)、日経朝刊2面(総合1)……つまりそれら以外の朝刊も全紙だろう、総務省が昨日発表した、住民基本台帳に基づく14年の人口移動報告(外人除く)の中で未だ東京一極集中が進行中だと出ていた。が、何故かこのネタも日経本紙が詳しいので、残念ながらまた朝日・読売は引っ込めざるを得ない(?)。

 各都道府県の転入・転出の超過数がリストアップされていて、特に東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の転入超過数が延べ10万9000人、東京だけでも7万3000人だったという(!)。所詮安倍内閣によるアベノミクス効果はまず首都圏から、というわけで他の道府県では居ても立ってもいられない向きが多かったといえる。また、愛知が「5位」の6200人超過だったのも「トヨタ効果」なのか??

 一方我が故郷大阪は390人の転出超過で「10位」、高田みづえさんの故郷鹿児島に至っては同4500人で「40位」(!)、そして最下位が北海道で同8900人にも及んだ。
 また、市町村レベルで見ると転入超上位は、東京23区、札幌市、福岡市、大阪市川崎市の順で、やはりそういった特別区政令市に集まっているのも顕著だ。

 人口移動報告というのは総務省がが毎月公表する、住基台帳を基に各自治体をを越えて住所を移した人数の統計で、出生や死亡は含まない。ただ、14年の移動数は226万人で56年(昭和31年)以来58年ぶりの低水準だったという。

 まあそれにしても、鹿児島から合計何人転出したのか、ましてや指宿辺りからどれだけの数なのか知る由もないが、逆に僕だったら「今後の生活は全部面倒見るから、指宿に住め!」と仮に言われようものなら、喜んで即刻移住する(!)。

 
 「山川君ホント!?ホントなの!?……指宿に移住してくれるってのは!?」
 「まあね。生活保障さえあれば……」
 「……って、要はプータローってこと!? ダメよ〜!!ちゃんと仕事するか資産を築くかしなきゃ」
 「やはりねえ」
 「……って指宿にはそうそう仕事無いから、山川君お得意の株式投資しかないわねえ〜!?」
 「やはりねえ」
 「でもそんなに指宿に住みたいってのは、わたしの故郷だから??」
 「みづえさんを想いながら暮らしたいかな〜って」
 「もお〜山川君ったら……でも菊池桃子ちゃんは東京で生まれ育ったって聞いたことあるけど」
 「まあね」
 「だったら桃子ちゃんを想って東京に居てもいいんじゃないの??」
 「元ファンとしてねえ……??」

 こういった夢を見られたためしがないが(?)、やはり先立つものが優先なのは確かなようだ。