「’13秋の陣」に繋ぐ急伸か!?

 週末今日の東証は、昨日の欧米市場が、中国の良好な8月製造業PMI(購買担当者景気指数)を好材料に一転して反発(英FTSE56.03ポイント高の6446.87、NYダウが66.19ドル高の1万4963.74ドルと何と7営業日ぶり(!)の反発)したり、依然円安基調(ドル円99円スレスレ、ユーロ円132円台前半)なのを受けて日経平均も220円弱高と反発して寄り付いた。後場に入って一時400円超高までいったものの、大引けにかけて週末特有のポジション調整もあったか伸び悩み、結局295円38銭高の1万3660円55銭で引けた。東証1部の売買高&売買代金も、22億5529万株&1兆8755億0100万円と共に今週としては高水準だったという。そして騰落レシオも9.27上がって86.59%と、再度熱を帯びてきた感がある。
 我が2銘柄も新日鉄住金が8円高の295円、三井物産が18円高の1394円で引け、物産は一時1400円台を奪還したが、これも大引けにかけてのポジション調整もあったろう、上げ渋って引けた。
 来週は丸1週間月末相場で、30日が週末イコール月末でもあるので、どんなに地合いが良かろうとポジション調整の売りはあろうが、並行して政府でも消費税引き上げにまつわる有識者会議が週通しで開かれ、再来週に安倍首相に会議の中身や結果を報告するという。それも含めて、いよいよ9月以降は個人や機関を問わず、投資家全員が多忙な毎日を送る「’13秋の陣」に突入する(!)。気候的にはもうそろそろ猛暑だけは収まる見通しだが、政治や経済の世界では逆にアツくなっていくわけだ……!!