改めて日経CNBCを見ていて思うこと。

 かつてのラジオたんぱ、現在のラジオNIKKEIを、専用ラジオ受信機がないせいもあるものの聞かなくなって久しい。その代わりに3年ほど前にめぐり会ったのが、専門CATVの日経CNBCだ。確かに「旧短波」はもう不要とまで言わないものの、今や「テレビの日経新聞」として僕的に確固たる地位を占めている。「紙の日経4紙&電子版」とはまた別の観点から提供される情報や解説は貴重で、ここでも毎日のように取り上げるので「録画しときゃよかったか!?」と何度思ったことか知れない。
 しかしそれとは別に、久し振りにもうそろそろ書いとかなければならないことが出てきた。NHKその他の地上波民放等でもそうだが、また、僕以外の視聴者みなそうだろうが、情報や解説自体の量なりレベルは然ることながら、どうアナウンスしてくれるかも重要なウエイト占める。ましてやテレビ、あるいはPC・スマホその他の携帯端末を通したデマンド映像も入るとなると、アナウンサーの発声の仕方や表情の作り方、番組の司会・進行の術まで、別にプロデューサーやディレクターでもないのに(?)やたら気にかかるものでもある。
 「情報・解説だけ気にしていればいいんであって、そこまで気にかけるのは情報収集&分析における集中力が足りない」とでも反論されればオシマイだが(?)やはり視聴者にも感情があるので、同じ日経CNBCやNHK等といえども、個々のアナウンサーの出来不出来や巧拙は必ず目耳につく。今回それをトコトンぶちまけて忘れるようにしたい(?)。

 
 まず東証の朝寄り前の『朝エクスプレス』で、文字通り朝一早々から見ていて気分の悪い倉林知子。あの何か機嫌でも悪そうな、逆にこっちから「何怒ってんねん!?」と訊きたいような(?)、全くニコリともしない表情は何とかならないか!? 何も始終ニコニコしろとまで言わないが、「ハートに笑顔」があればそれなりの表情を作れる筈だ。それに朝一「おはようございます」と言いながら軽い会釈すらしないので、目下日経CNBCの中でも、表情の作り方からトークまで僕的に最悪である。日経CNBCホームページのキャスターコーナーでもモノの見事にそうで、後述する曽根純恵サンや佐久間あすかサンをもっと見習えと言いたいが、人のふり見て何とやらという言葉も知らないのか、「これがワタシ流」とでも勘違いしているのか、見習ってもいなかろう。そもそもよくこういうテアイを改善もさせずに使っていると、その点CNBC自体にも疑念を抱かざるを得ない。

 次に同じく、トークがキンキン声でコギャル的な小川まどかで、AKBじゃあるまいし『朝エク』でも毎日のように、特にエンディングのシメの言葉がなってない。「……では!」ってシメられても、「では何やねん!?」と毎回突っ込まざるを得ない(?)。『昼エク』でも出番があるので、そこでは「……ではこの辺で失礼します」とキチッとシメているのに疑問である。だから後刻も出番がある場合は「……ではこの時間は一旦ここで失礼します」とでも二言三言添えれば、見ているこっちも「じゃあまたね」とイイ気分でいられるのだ(!)。

 21時台の今ほとんど見ていないが、かつての30分番組『News Zone』でこの春からは後半の15分削られ(?)『News Core』になった、安藤幸代は名付けて「相槌過多」である。しかも初めの「ハイ」が、徐々に熱を帯びてくると「ウン」の連発に変わり、相手の解説者やコメンテーター並びに視聴者にも失礼なのが気付きもしないか!? デビュー当初「気が強くて物事白黒つけたがるのが私のウリ」と言っていて、それが悪い方に出ているようだが、相槌は相手が3〜4回言葉をつなぐ所や、息継ぎする所で打った方がいいんじゃないか。とにかく最近NHKや他の民放でもそうで特に女子アナに多いが、「ウン」の相槌だけは相手の共演者や聞いている視聴者の大部分が友達じゃあるまいし、失礼千万で絶対に良くない。この点、かつて務めてて今行方不明の(?)榎戸教子の方が若干マシだった。

 あとは『Business Headline』や『デリバティブ・マーケット』での谷中麻里衣で、倉林知子と違ってほぼ全くの無表情で進行するので、挙げ句「お〜い生きてるか〜!?死んでないか〜!?」と心配になる(?)。ただ『デリバティブ〜』で一度、解説者の紹介時にニコッとしたのを見たことがあり(?)「どうやら生きてるようだ」と(笑)。

 また、CNBCのメンバーではなく登場も1〜2週に1回の割だが、日経QUICKニュースの記者で佐藤ちあきというのも名付けて「所女」か(?)。先週末のおとといも出ていたが、せっかくの解説の中でも「……という所で……」をコメント1回あたり何回連発したか、近いうちに(?)数えてみたいものだ。そういう言い回しは、ストレートな表現を避けたくてオブラートに包む時に多用するが、実に多用し過ぎで、結局何が言いたいのかサッパリ分からなくなるのだ。コメントに対する賛否はこちらの務めだから、「オブラート過多」は飲むこちらのノドがつっかえて(?)、飲用不能になるかオブラートを広げて飲み直す手間が生じるので注意してほしいものだ。よもや日経各紙誌に記事を書く機会をもらっても「所連発」というわけにもいくまい(?)。

 そういった面々とは違い昨年も絶賛(?)したが、曽根純恵サン、佐久間あすかサンという「My Two Top」(?)は全くケチのつけようのない、いや、ご意見ご要望することすら当方が失礼千万にあたる(?)大変よくできた才媛である。日々反省を怠らないのが見て取れるからだろう、司会進行からトークのイントネーション、表情の作り方からエンディングのシメから何から何まで毎回々々パーフェクトだ(!)。今後もその調子で頑張ってもらえれば、早速もう週明けの明日以降、こちらも頑張れる気がする(!)。