急遽、府内某所の盆踊り大会に潜入(?)。

 当初、今日午前中の700系こだまの自由席でトットと(?)帰るつもりだったが、急遽2泊延長することにした。府内のとある公営住宅で今日、19時から盆踊り大会が開かれるという情報を昨日キャッチ(!)、更に昨日のうちに宿泊中の宿で2泊延長の手続きを済ませて今日に臨んだ。


 22年前、91年7月25日の天神祭船渡御という由緒ある日に、僕のアプローチを振ってくれたY子さんという彼女も企画・運営のメンバーという、僕的にも伝説の(?)イベントである。ブログにはしなかったが3年前にも訪れており、あの一件以降、これで多分10回くらいだと思う。
 しかし今回もそうだったが、なぜか彼女を見かけることはなかった。天神祭を振ってまで大好きであったろう(?)イベントの筈だが、確かに考えられるワケはいくつかある。
 「企画・運営のみに携わり、本番には一切顔を出さない」
 「22年前の一件を契機に、後に大会がイヤになった」
 「その有無にかかわらず、後年結婚したか何かでここを離れ、少なくとも盆踊りに顔を出すことがなくなった」
 よくあるのが3つ目、次いでしおらしくて出しゃばらない彼女らしい1つ目で、申し訳ないながら僕的に名誉なのが(?)2つ目だ。「ずっと親しんできたこのイベントのおかげで、結果的に彼を失うことになったんだ……」というわけだ。又は「この役目から降りることで一つ用事を減らし、いつまた彼からのアプローチがあってもいいように」と備えた面もある。まあしかし……


 「このイベント自体、これからもよっぽどのことがない限り、ずっと続く。でも……当たり前だけど、彼はこの世にたったひとりしかいないの!! 失ったら、もう取り返しがつかないの!!」とでも思い詰めたとまでは(?)とても思えないが、あり得ることでもある。
 若しくはやはり91年の時点で、僕からのアプローチは迷惑なだけだったのか……でなければ、「あっ、天神祭は残念ですけど、よろしければ山川さん、今度こちらの方にいらっしゃいませんか?」といった咄嗟の機転をきかせた一言でもあった筈だ。


 僕的にはあの一件のワダカマリはないので(?)もし運良く再会できたら、それなりの挨拶の一言くらいして帰りたいだけなのだが……まあ、未練がましいか否か云々は野暮で下らない一方、この盆踊り大会自体は、確かに天神祭を振る価値のある(?)この住宅特製の(!)楽しいイベントだ。だが、終了時刻前の20時半のバスが実質最終なので、今回も後ろ髪引かれる思いで立ち去った。また来年も来たいものだ……