明日の東証は3日続伸がほぼ確定か!?

 今日は海の日で休場だが、10時台の1時間だけ日経CNBCのライブ中継を見ていた。もっともCNBCアジアでの通訳抜き英語放送なので、事実上音声は聞かずに映像から判断するしかなかった(苦笑)。しかしそれでも、まず中国4−6月期GDP成長率の発表を待つ上海市場が小幅続伸で寄り付いたのはわかった(?)。
 (以降はライブが一切なかったので、引け後日経電子版でのチャートで見るしかないが……)
 そしてマイナス圏にまで至らないものの一進一退の方向感なき地合いが続き、11時ジャストの発表と同時に急伸(!)20分後に一時37.179ポイント高の2076.665ポイントをつけた。その後は利食いでもあったのか伸び悩み、大引けは19.904ポイント高の2059.390ポイントだった。
 中国4−6月期GDP成長率は、市場予想通り前期比0.2ポイント減の7.5%だったが、朝日&日経電子版やNHKニュースでも中国の景気減速が鮮明になったという。発表元の国家統計局こそ「外需の回復遅れや人民元高、労働コストの上昇などで輸出が伸び悩み、政府が経済改革をはじめとする構造調整を重視しているためでもある」とのことで、単なる強がりでないことを祈るのみだが(?)依然シャドーバンキング問題も燻っていて、今四半期である次の7−9月期発表がどうなることか、様々な意味で楽しみになろう(?)。
 あと周辺アジア市場その他で、韓国総合やインドSENSEXがザラ場で一時下げる場面があったが、結局いずこも上げて引けている。また、英FTSEも数十ポイント高で寄り付いたあと、一時節目の6600ポイントをカウントする場面もあった。このブログを綴っている時点では、どうやらそのラインを巡って一進一退のようだ。そして米ダウ先物も40ドル超上げて推移していて、後刻日本時間22時半スタートの現物も目下視界良好とも思える。
 更に為替もドル円やユーロ円共に終日、99円台後半なり129円台後半の何気な(?)円安推移だった。こうして見ると、後刻の欧米や中近東辺りで余程の事件事故や悪材料でも飛び出さない限り、明日の東証は都合3日続伸で寄り付くばかりか、堅調な地合いになる公算がますます大きくなった。中国の4−6月期GDPなり景気減速はひとまず織り込んだ、いや、既に織り込み済みだったと解釈して良さそうで、明朝の日経CNBC『朝エクスプレス』でも同じ解説があろう(?)。