新日鉄住金利食い売り、三井物産利食いのち買い戻し。

 そしてそんな中、日経CNBCで「証券会社でも今日後場にもポジション調整、ないし手仕舞い売りもあろう」と言っていたのに同意する形で、今日後場新日鉄住金2000株を1000株ずつに分けて全て、三井物産300株のうち200株も2等分して、一旦利食い売りを出した。
 前者は12時40分に295円、14時32分に298円でそれぞれ利食った。2000株の取得単価が290円だったので、単純に5000円プラス8000円の1万3000円の利食いである。今日は日経朝刊11面(企業総合)トップに、新日鉄住金太平洋セメントその他セメント各社が、H型鋼なりセメントの値上げに踏み切ることで、ビルやマンションの価格上昇につながるという記事が出ていたが、それが材料になった。そのせいか「ポジション調整で下がって295円辺りで買い戻せれば」との思惑まで見事に外れ、昨日比10円高(!)の299円の高値引けのまま買い戻せなかった(!)。東証1部売買高で4位の6279万2000株と、順位&出来高が6月28日以来の活況でもあり、ついつい「その末尾の2000はMyお蔭だ」とも言いたくなった(?)。
 後者は前引け間際の11時27分に1345円、後場の14時25分に同じ1345円でそれぞれ利食った。単価が1338円で700円の2倍という格好だが、売却手数料&税等で実際は利食えてもいない筈だ。ただ、こちらは特に材料がなく僕の思惑通り1340円近辺まで下げたので、14時59分56秒というまさに大引け4秒前の土壇場(!)で200株買い戻しに成功した。引け値は24円高の1341円だ。
 新日鉄住金2000株の買い戻し失敗は誤算だったが、週明けもし続伸して寄り付くことがあったら物産に期待するしかない(?)。もっともこの時間現在(18時台)、僕的に3連休明け16日は日経平均共々続伸して寄り付く公算ありと睨んでいる。中国GDPの発表もどんな数値であれ、日本が休んでいる間に当の上海市場その他周辺アジア市場、それに欧米市場まで寄ってたかって(?)織り込むだろうから、1日経てば材料にならないと思うからだ。
 ただ、東証1部騰落レシオが10.41ポイント上昇して135.36%(!)にまでなったのは、さすがに要警戒かもしれない。先日9日に「120〜130は許容範囲」なら「逆にそのレンジ突入、即、利食いも検討課題」とも綴った関係上(!)、今日新日鉄住金2000株利食って買い戻せなかったのは、矛盾するが連休明けの反落もあり得ることを考えれば、却って良かった可能性も残されている。