結局1万4500円台奪回がやっとだったが……

 明日から3連休を控えた週末の今日、東証前場こそ10時14分に日経平均が101円上げて14574円までつけたが、その後上海市場が軟調で推移したり、如何せん3連休前でもあって伸び悩み、33円67銭高の14506円25銭で引けた。連休中の15日午前に中国の4−6月期GDP成長率の発表があって、上海総合指数が引けで33.505ポイント安の2039.486ポイントと模様眺めだったこともあったろう。もっとも上海は昨日65ポイント弱上げた(!)反動も多分にあった感がある。
 結局今週は「上げようものの、上値も重たかろう」という7日付日経本紙&日経ヴェリタスの展望通り1万4500円どころがやっと、逆に6日発行の8日付株式新聞での「5000円台奪回もあろう」というのはひとまず来週にでも持ち越しとなったようだ。今回のオプションSQ清算値は1万4410円75銭で、明日あさっての日経2紙&株式新聞に詳しく出てくれると助かるが、ここ数日日経CNBCでも言っていた「1万4500円どころの建玉の多さ」が今回の上値追いの障害にもなったかもしれない。