宝塚◎ゴールドシップに変更し快勝!!但し見には行かず自宅観戦。

 いよいよ「6・23決戦」第1弾(?)第54回宝塚記念(GⅠ、芝2200m、阪神)である。既に昨日から◎をジェンティルドンナからゴールドシップに変更の上、パドックから返し馬まで見届けて単複勝負の方針にしていた。

 ◎変更の一大理由は、中間の雨である。昨日あたりまでかの地では相当降ったことで、「天皇賞(春)完敗後のゴールドに風が吹いてきた」と思った(!)。天皇賞の敗因のひとつが、VTRで見ての通りの、中間も当日も好天に恵まれたキレイな高速馬場で時計も速過ぎ、菊花賞有馬記念同様のレースでは大いに不安だったのが的中してしまった(?)。
 因みに勝ったフェノーメノの走破時計3分14秒2は、97年にマヤノトップガンがマークした当時のレコード14秒4をも凌ぐもので、計算上、あの時のトップガンや前年の天皇賞(春)有馬記念サクラローレル、このすぐ後の宝塚記念マーベラスサンデーらに1〜2馬身差の快勝でもあったわけだ(!)。また、鞍上の内田博もここ1〜2週栗東に通って、それこそ土日のレース日以外昼夜を共にし、意思疎通してきたと伝えられたことも好材料だった。「東」の騎手が「西」に通い詰めるなど並大抵ではなく、これでレースぶりも菊&有馬みたいな後方一気型から、スタートから中段の位置につけて早めに動く展開が期待できた。

 あとはリアルタイムでオッズの確認だけだった。単勝複勝2の金額配分の方針なので、複勝が1.5倍ないと不安だった。そして単勝2番人気3倍弱、複勝1.3〜1.9と出ていたのを見計らってI−PATで各々5千円、1万円と入力、結果単勝290円、複勝は結局140円で確定したが、純利益1万3500円を計上し快勝である(!)。宝塚単複取った、というか宝塚自体の勝利は6年前の07年、アドマイヤムーンが勝った時以来で通算4勝目だ。

 ただ、今朝まで「10時頃の新幹線で飛んで行くか否か!?」と悩んでいたが、結局その07年以来6年ぶりになるナマ観戦は見送って自宅でテレビ観戦するにとどめた。止むを得ないとは言いつつ、やっぱり今回のオルフェーヴル回避が余りにも痛過ぎた。

 まあそれでも、高田みづえさんの53の誕生日でもある今日の宝塚なので(!)、いっそ馬単5−3(シルポートフェノーメノ。最終オッズ286倍!!)1点買いで遊ぼうかとも思ったが(?)、中間の天候も考慮に入れた推理でゴールドシップ共々快勝できて、メデタシメデタシである(!)

 「あ〜っ、山川君ってばずっる〜い!!何がメデタシメデタシよっ!?◎ジェンティルドンナゴールドシップにいかないって言ってたのにぃ〜」
 「いやだから、以上の事情で変えたってわけなんで、ズルいも何もないよ」
 「◎変えた他の理由はないの?」
 「中間のJRAのCMかなあ〜!?」
 「CM!?」
 「うん。94年のビワハヤヒデが勝った時の……ビワも前年の菊花賞馬で有馬も好走したし、芦毛だってのも共通してるし」
 「へえ〜」
 「あん時の宝塚は痛恨でねえ。◎ビワから入って後の天皇賞(秋)ネーハイシーザーダンシングサーパスステージチャンプナイスネイチャにも馬連で流したのに、アイルトンシンボリ(離された2着)だけ無くて外した(悔)。前年の牝馬2冠馬(桜花賞オークス)ベガはもう終わってて来ないとも思って押さえなかったのも、案の定9着で正解だっただけにねえ」
 「ふ〜ん……」
 「まさか主催者様のJRAが意図的にそうしたとも思えないけど、なんかそんな流れでもって推理していったら、どう考えてもゴールドシップにしか行き着かなかった」
 「へえ〜、今回はそんだけのキャリアと推理力に勝った山川君が、勝つべくして勝ったってわけだ」
 いつまでも勝利に酔っているわけにもいかず、地方競馬ながらもう早速3日後の帝王賞(GⅠ、ダート2000m、大井)をどうするかの検討に入らなければならないが(!)、今宵久し振りに夢にみづえさん登場と相成ってほしいものでもある(!)。