何とも不誠実なパナソニックの土地売却。

 今日13時54分配信の日経電子版に、大阪高槻市はJR摂津富田駅前にあるパナソニック高槻工場の土地の一部を、近隣の大学や医療機関に売却する方針だと出ていた。延べ19万4000ヘーベーの約半分で値段が百数十億、資産リストラの一環だという。
 ここまでなら何の変哲もないが、追って15時38分配信の朝日電子版に大要こうあったのにはイラッときた(?)。
 「この工場ではかつて部品洗浄などに有機溶剤を使用したため、敷地内の地下水から発がん性の疑いがあるトリクロロエチレンなどが、環境基準値を上回る濃度で検出された。関係者によると、汚染土壌の入れ替えなど対策費十数億円は、パナソニックと買い手側が折半して負担する方向で協議が進んでいるという」
 パナてめーが全額負担が筋だろ!?って話である(怒)。じゃあ今までバッタモンを売りつけるのみならず、対策費だかリコール費だかまで客に負担させてたってわけか!? 知らなかった……てめーの作ったNG品の尻拭いまで客にやらせるのが、幸之助の経営哲学だったとは、さすがにブッ飛びである(驚!!)。「産業報国の精神」「礼節謙譲の精神」その他云々という御大層な七精神など、ある筈がその実なかったってわけだ!?
 また、協議に応じる方も応じる方で、「このNG品を買え。補修費も折半だ」というよくもまあこんなヤクザまがいの横暴な取引に応じる方向でいられるものだと摩訶不思議に思うのは、この世で僕だけだろうか!?