全額有料Webはもう手が出まい。

 今日の株式新聞1面左肩に囲みで、昨日から株式新聞Webが有料化になったとのモーニングスターの社告があった。開場日の17時半に翌日の「紙」が閲覧できるとか、過去6ヵ月に遡って紙面検索できるとか、人気コラムニストのレポートや、名付けて「記者の◎」等々内容盛り沢山でもって、月極め税込4200円也という。そして朝日や読売、日経本紙と違って残念ながら紙の購読者向けの割引はなく、日経産業新聞モバイルと同様なのが遺憾である。それに伴って僕が作った株式新聞のはてなキーワードでも、Webについて「無料で登場した」と止めていたのを「が、13年6月から月極め4200円に有料化」と加筆した。
 「4200円か〜!? ちょっと手が出ないねえ……」月々4200円は日々換算で200円程度にあたるので日々の売買で賄えればとも思うが、さすがにそんな自信はない。まあデイリーでなしに、ウィークリーなりマンスリーで考えても良かろうし、月々4200円の「種を蒔いて」そう遠くない将来に「刈り取る」と考えるのも哲学としては良かろう。ただ、今この時点ではこのWebは証券会社や機関投資家、個人でもウン百万円以上の単位で運用したり、今回のモーニングの破格の株式分割&優待制度スタート決定で多額のキャピタルゲインなり含み益を享受した投資家向けだと解釈するしかない。つい先月まで実質無料だったのに、一転して敷居が高くなり返す返すも残念である。
 
 なお、モーニングスター株を当の株式新聞で簡単にチェックしておくと、株価欄がJASDAQ市場のコード№4765にあり、昨日の終値が前々日31日比6300円安の9万4700円、年初来安値が大発会でもあった1月4日の3万5000円、同高値が例のサプライズ発表後4月24日の15万8800円(!)だ。