またそれも裏目に出るか!?(大笑)

 今夜20時22分配信(21時06分更新)の日経電子版に、パナソニックが昨今の円安基調を背景に、白物家電の生産を海外から国内に引き戻す方針だという記事が出ていた。対象の製品とMAXの台数は、エアコンが150万〜160万台、洗濯機が70万台、冷蔵庫が40万〜50万台で、いずれも中国で生産していた。また、既に滋賀県草津市静岡県袋井市群馬県大泉町にある工場内で空きスペースを確保したともいう。
 詳細はまた明日以降の日経本紙なり日経産業にでも載るだろうが、今春に為替で1ドル100円台、1ユーロで130円台もの円安に返っているのが、例えチラッとでもそれが一時的ではないかとも何とも思わない、超楽観的な経営判断だと思うのは僕だけだろうか!? 表向き「リストラばっかだから、こういうこともして雇用の確保にも取り組んでいる」という姿勢を見せているつもりだろうが、「近いうちに」(?)もしまたぞろ円高基調に反転したらどうするつもりなのか、この電子版を読んでいる限りでは全く見えない。
 ましてや「ドル円ではもう金輪際、90円だの80円だのにはならへんで」と考えているとすれば、底抜けにおめでたい限りだ。近年パナの経営判断裏目裏目に出まくりで、部外者には愉快痛快極まりないのだが(?)、これも裏目に出る公算大だと思うのも僕だけだろうか!?