今日から株式新聞Web4000円の有料というが……株主優待絡み!?

 いつの間にやら一つ思わぬ事態に変わっていた(?)……かねてから「紙」の月極め購読者には閲覧無料だった株式新聞Web版が、今月から一転して月極め4000円の有料になるという。先月17日だったか久し振りにWeb版にアクセスしたら、いきなり「今日をもって一旦このサービス終了。6月から有料にて再スタートし、申し込み受付も6月一日」とあってブッ飛んだ(?)。
 「4000円!?……それはWebのみの閲覧料であって、紙との併読なら朝日や読売、日経同様500〜1000円増しで済むんじゃ!?」
 しかしそこまでの詳細はその時点で明らかになっておらず、実質今月一日という今日になっても午前中時点で「アクセス過多で接続不能」といったエラーメッセージが出るばかりだった。多分に「準備中……」という意味だろうが、ちょっとらしからぬ不誠実では……と思うのも僕だけだろうか!?
 ただ、発行元のモーニングスター社Web(これはさすがにずっと無料のようだが!?)を見ると、既に4月に「今期より株主優待スタート」とも発表していて、従来1株単位だったのを100株に分割すると共に、保有株数に応じた株式新聞Webクーポンを発行するという。基準日は一応6月30日付で、当日日曜なので実際は28日というが、一つ驚いたのはその日まで1株保有毎に、分割時に100株でなしに300株も割り当てる(!)、単位分割と同時に昔風に言う無償交付しかも3倍も割り当てるという、少なくとも僕が全く聞いたことがない大盤振る舞いに踏み切ることだ(!)。14日に日経会社情報最新号の夏号が出るが、当日は我が2銘柄たる新日鉄住金三井物産より先に、保有もしていないJASDAQ上場のモーニングスターの欄を見ることになろう(?)。
 しかし、その代わりという交換条件でもなかろうが優待は300株区切りで、保有300株以上がWeb版3ヵ月分のクーポン(1万2000円相当)、1200株以上が6ヵ月分(2万4000円相当)、2100株以上が9ヵ月分(3万6000円相当)で、ひとまずスタートするという。