衆院&都知事W選で、明日以降の金融市場は如何!?

 一身上の都合で(?)当ブログを2カ月以上休んでしまったが、「復活の狼煙」的なネタといえばやはりこれをおいて他になかろう……今日投開票の第46回衆院総選挙並びに東京都知事選挙は、何れも今回も事前の新聞等の予測通りになったようだ。
 19時55分スタートのNHK開票速報で、投票締切時刻の20時ジャストをもってもう早速「政権交代へ 自民・公明320議席うかがう」との“見出し”を打っていた(!)。思えば3年3ヵ月前の09年9月の前回総選挙で、「一度民主党にやらせてみよう……そしてイケてたら次の選挙も“現状維持”ないしそれ以上、もしコケるようならまた自公政権に戻せば良かろう」との二者択一を視野にしつつ、我々も3年超を過ごしてきたが、結局「後者」の事態を招くこととなったのは、当然と思いつつも半分は残念な気持ちもある。
 僕は、こうなれば自公政権の復活は止むを得ないにしても、いみじくも民主党が昨日までの選挙戦で訴えてきていた通り、政権交代前に時計の針を戻すわけにもいかないと、今回選挙区&比例代表の2票を共に日本維新の会に入れた。今回ある意味一番勢いのある維新に何かと睨みを利かせて貰おうと思ったわけだ。
 一方の都知事選は、こちらも猪瀬直樹副知事の優勢が伝えられていたところへ、「ムダな抵抗」と思いつつも松沢成文前神奈川県知事に入れた。結果、猪瀬氏の圧勝となったが、今日の毎日朝刊28面(多摩・東京)に出ていた、昨日の最後の選挙演説で「松下政経塾出身者等が政権を担ってダメになった」といった発言があったらしく、とても痛快だと目を見張った(!)。
 「猪瀬さんも松下政経塾批判派だっけ!?」……同じジャーナリストで佐高信さんもそうだが、今期も2期連チャンで7650億もの最終赤字に陥るというパナソニックなる企業の批判を続けている僕的に、またひとり強力な“助っ人”(?)なのかもしれないわけで、この結果も厳粛に受け止めなければなるまい(!)。

 ただ、こうした選挙結果に単に唸っているだけでは、これもこれで僕的に何もならない。明日以降の金融・資本市場とりわけ東京外為・株式市場がまずどう動くかだ。瞬間風速的に円安・株高にはなろう一方、「選挙結果は先週までにタップリ織り込み済み」「次は米のいわゆる財政の崖がどうなるか」といったことで、少なくとも明日の後場にはもう円高・株安に見舞われると読むが……!?