物産株続落後に10株買い注文……されど後場円安基調で“反発”。

 今日の東証日経平均は若干上げて寄り付いたものの、昨日の終値近辺(8746円87銭)での値動きで8800円ラインに届きそうにないまま前場を終えていた。そんな中、我が2銘柄で新日鉄住金以上に、三井物産が20円近く下げていたのは(!)昨日の米原油WTI先物が3.75ドルも急落し、88.14ドルと90ドル割れを起こしていたのが売り材料になったようだ。こういう資源関連で三菱商事も同様に下げていて、日経電子版に出ていた場況では3年超振りの水準だという(!)。
 そこで物産が1060円台後半の値動きなのを見計らって、今日の10時半前に後場寄りでの10株買い注文を出してみた。というか、昨日11円安、今日もそれ以上下げているとあっては、買い戻してみたくもなってしまう。先月の欧米日の金融緩和があっても、欧米はともかく日本市場にあっては日経平均にしてからが未だそういう水準に甘んじているものの、少なくとも衆院解散・総選挙までにはこういう安値水準で買い増しなり買い戻ししておかないと、本格反騰時に後悔してもし切れないと考えている。
 しかし、後場に入って日経平均を見て驚いた。いつの間にか昨日比100円超上げていたのだ(!)。13時の午後の始業時直前には110〜120円高まで上げていたと思う。電子版では特に格段の記事は配信されておらず材料不明(?)、強いていえば為替で円が対ドル・ユーロで50銭前後安く振れており「円安基調のせいか!?」と思った程度だった。ただ、大引けの場況ではやはり、そういう円安に振れたのが材料視されたとあった。
 かくして新日鉄住金も物産も、下げ幅縮小のみならず一時数円プラスに切り返した……が、やはりこの程度では本格反騰とまでいかず、終値はそれぞれ変わらずの156円、5円安の1077円だった。そして物産10株の約定株価は奇しくも終値と同じ1077円(!)、60円台で買える思惑が外れたが(?)、持ち高120株になった平均単価が従来の1258円から14円下げ、1244円になったのを今日のところは御の字としておくしかない(!)。