我が2銘柄の今後の買い増し方針。 

 週明けでもあり月初でもあり、名実共に今年度下期初でもある今日の東証は、寄り付き直前の8時50分発表の9月日銀短観で、大企業製造業の業況判断指数(DI)マイナス3(前回比マイナス2)と3四半期ぶりに悪化したこと等、ここのところ国内外で芳しからざる経済指標が相次いでいることから日経平均が続落、先週末9月28日比73円65銭安の8796円51銭で引けた。短観のその市場予想はマイナス4だったが、昨今の日中・日韓関係の影響まで加味されておらず、かえって先行き不安を強めた感があるという。
 そんな中、我が2銘柄は新日鉄住金が前述の通り、発足祝いの買いすら入らなかったようで(?)存続会社たる旧新日鉄ベースで2円安の158円、三井物産が1円高の1099円と、これは単にマチマチと捉えるべきか、こんな地合いの中思いのほか持ちこたえたと捉えるべきか、明日以降迷う引け方となった。
 3日前にも述べたが、今月は9月中間決算発表があったりで、余程の好材料……衆院解散・総選挙や、何かの拍子で円安に振れたり、原油等の商品市況が堅調に推移したり、やはり欧米中の市場が先月の金融緩和ラッシュが効いてきて続伸基調にでもならない限り、東証軟調基調で推移すると見る。我が2銘柄にしたって、新日鉄住金が旧新日鉄時代の(……といってもつい先日の)7月25日につけた143円、物産が9月6日につけた1041円の、各々年初来安値を程なく更新しかねないとも思っているくらいだ。
 ただし、僕的にはそれがボトムとも取れるので、続落基調で年初来安値更新したなら絶好の買い場でもある。その時は、物産は先日65株売ったうち10株買い戻したので残り少なくとも55株、新日鉄住金は何とか100〜200株の買い出動……とシャレ込みたいが、さて如何に!?