鉄鋼どころ軟調、商社どころマチマチだったが……

 週明け今日の東証は引き続き中国の景気減速懸念に加え、その中国との対日関係悪化もあって、中国関連を中心に景気敏感・輸出関連どころが幅広く売られ日経平均が反落、先週末21日比40円71銭安の9069円29銭で引けた。ただ、我が3銘柄で新日鉄が6円安の162円、株式取引としては明日の大引けをもって「Good Bye」となる住金が5円安の119円と、いずれも大幅続落だったものの、三井物産が4円高の1167円で引けていたのは、「物産も中国関連とはいえ、やはり明日まで高配利回り目当てか!?……ハァ〜、あと12円」と思った(?)。
 その証拠か、鉄鋼どころでJFEその他も軒並み売られていた一方、商社どころでは三菱商事が1円高伊藤忠が変わらず、丸紅が1円安、住友商事が2円安とマチマチな展開だった。物産も含めた大手商社は軒並み配当利回りが4%台後半、“四捨五入”するとゆうゆう5%(?)に乗せる、配当権利付き最終売買日が接近する際の「安定優良株」としてこういう時期物色される。