住金株買い戻しは週明け以降に持ち越し。

 景気討論会の“タイムオーバー前”に引けた今日の東証は、挙句日経平均が0円43銭高の8569円32銭、我が3銘柄も新日鉄が1円高の174円、住金が変わらずの125円、三井物産が5円安の1121円だった。会場に着く直前、東京駅丸の内前の横断歩道で赤信号待ち中に見た日経電子版で、日銀が今日までの金融政策決定会合において従来の政策を据え置き、またまた現状維持を決定したこともあり、「残るは今日後刻の欧米市場、そしてギリシャ!!」と週末も手伝って様子見気分一色だったようだ。今日の日経夕刊1面トップにも出ていた、明後日のギリシャ再選挙を受けた週明けの金融市場で仮に波乱が起こった場合、日米欧の中銀が即刻資金供給するということが昨日の欧米市場立会い中に伝わり、NYダウが前日13日比155.53ドル高の1万2651.91ドルで引けたものの、その連れ高にまで至らなかった面もあろう。
 そして「今日もし寄り付きで数円ばかり下げたら、後場寄りで買い戻そう」と思った住金100株ないし200株の買いは、僕も様子見気分一色になった関係で(?)週明け以降に持ち越しとなった。ギリシャの選挙は財政の「緊縮派」VS「積極派」の戦いだが、思うに議席確定後どういった連立政権の枠組みになると予測されようが、週明けの市場は主要国中銀のバックアップがありながら、波乱含みの軟調な展開になると見る。あくまで材料がまた1個片付くだけ、欧州問題はまだまだ続くわけで少なくとも上げ基調は当面考えづらい。