米5月雇用統計悪化、NYダウ274ドル安(!)……明後日に物産50株売り出動。

 昨日のブログを綴り終えた直後の昨夜21時半過ぎ、日経CNBC『NEWS ZONE』を見ていて冒頭からいきなり、「たった今」米労働省が発表した5月の雇用統計で、非農業部門雇用者数がたった6万9000人増にとどまったと報じていた。市場予想の約15万人と比べても半分以下、失業率も0.1ポイント増の8.2%となり、これによってNYダウが前日31日比274.88ドル安の12118.57ドルで引け、為替でも円が対ドル・ユーロで一時77円台・95円台(!)にまで円高になった。欧州問題や中国景気懸念もあり、英FTSEも60.67ポイント安の5260.19ポイントと、多分に昨日の世界市場は概ね全面安だったようだ。
 こうして週明けは頭痛でスタートしそうだ(?)……明後日三井物産50株を換金売りに出すが、単位未満株なので明日中に明後日後場寄りでの売り注文を出す。50株にしたのは、約定株価を独断と偏見で昨日比88円安の1000円とし(?)、オール込みで5万円バックと見込んでひとまず今月はやっていける計算にしたからだ。週明け以降に日米中欧その他新興国等の政府・金融当局による、景気対策なり金融市場への介入の思惑もあり、せめて半値戻しでの再売却の余地を残した面もある。
 なお各国当局による政策に関して、とりわけ日本では週明けから政府・日銀による円売りドル&ユーロ買いの為替介入の公算が大きいと思うし、米も米でFRBによるQE3がいよいよ発動の機運が来た感もある。昨日の日経朝刊1面トップ&7面(国際2)に、中印伯の景気減速が鮮明になり、金融緩和に向かわんという記事が出ていたし、今このタイミングで米がQE3に踏み切っても即インフレ懸念は考えにくい、むしろ前回のQE2とは一転し歓迎ムードに包まれるまでの公算も大きかろう。