今日は前場意外に小幅安、しかし後場一段安……住金300株仕込むや否や。

 昨日の欧米市場は案の定軟調で、英FTSEが前日比106.58ポイント安の5665.57ポイント、NYダウも102.09ドル安の1万2927.17ドルで、仲良く数値を100超下げて(?)引けた。昨日「材料らしい材料もないのに」と言ったがどうやら欧州絡みで2つあるようで、まず目下の仏大統領選でオランド氏が得票率1位、現職のサルコジ氏が2位、ただし共に51%どころか30%足らずだったので、この2人で5月6日の決選投票に臨むという。緊縮財政派の現職危うし(!)ということで、仏発の欧州問題も懸念され始めたという。もうひとつがオランダの現政権が総辞職するといい、政局不安まで始まったとのことだ。
 こうして迎えた今日の東証は案の定日経平均が下げはしたが、前引け時点で35円安で案外さほどでもなかった。確かに寄り付き直後に売り優勢だったが、一巡すると買い戻しも入ったのが要因という。しかし後場に入ってから一気に100円超も下げて驚いた(!)。
 ウチに帰ってから日経CNBCを見ると、上海市場が寄り付きこそ堅調だったところ急落したのと、為替の円高推移(対ドル・ユーロで80円台・106円台)があったといい、結局昨日比74円13銭安の9468円04銭で引けた。また、我が3銘柄も新日鉄が2円安の200円ジャスト、住金が3円安の144円、三井物産が19円安の1276円となった。
 そして明日0時ジャストの給与振込に伴っての、住金300株後場寄りでの買い出動に出るや否や……因みに今日の英FTSEが20ポイント前後高くなっているし、NYダウ先物も昨日のあの下げから一転、若干反発して推移している。今日この後刻から米FRBのFOMCスタートなので、欧米は早くとも明日の引け間際でなければ売りだろうと買いだろうと派手には動けまい。
 「発表は日本時間26日未明とのことだが、FRBは今回も何もするまい……それも目下の市場のコンセンサスなので僕も織り込み済みだが、もしQE3(Quantitative Easing 3:量的金融緩和第3弾)でもやろうものなら、それはオマケと思っていれば丁度いい」
 「とにかく焦点は日本の27日……日銀会合&“新日鉄住金”決算発表なので、住金300株仕込むなら今か!?」
 いずれにせよ明朝出勤前に、銀行&証券の口座間で6万ばかりの資金移動でスタンバっておいて、とりあえず欧米の引け&東証の寄り付きを見極めるほかあるまい。