今日膠着、明日急落か!?……住金300株買い出動の是非も如何。

 週明け今日の東証は、結局のところ「先週末の欧米市場堅調」VS「日米中銀の金融会合待ち」といった思惑の綱引きで一進一退の膠着相場となり、日経平均は先週末20日比19円19銭安の9542円17銭で引けた。先週末の英FTSEが前日比27.60ポイント高の5772.15ポイント、NYダウが65.16ドル高の1万3029.26ドルで終えたものの、この後明日明後日の米FRBのFOMCや、週末27日の日銀金融政策決定会合、あと日本の3月期末決算発表本格化といった「売りも買いもチョット待った!」といえるイベントが続くため、明らかに動きが取れないのだ。
 こうして我が3銘柄も見事な膠着ぶり(?)、新日鉄が変わらずの202円、住金も同様の147円、三井物産が5円高の1295円で引けた。一方でとてつもない材料の出たところで、向こう3年間の中計で1兆円もの設投をするJFE HDが40円高の1597円と急反発、寄り付き直後一時67円高の1624円まで値を飛ばした。逆に事故のあった三井化学が10円安の232円で、寄り付きで一時16円安の226円まで下げていた。今日の日経電子版で見たが、事故現場で可燃性ガスが充満している恐れがあり、本格的な現場検証は明日以降に持ち越しという。
 そして帰宅し日経電子版&日経CNBCを見ると、まず今日の英FTSEが寄り付きから急落したようで、このブログを綴っている時点で80ポイント超、いや、一時90ポイント超の下げを目撃した(!)。NYダウ先物も110ドル安(!)なので、後刻スタートの現物も寄り付きから全面安的商状が不可避のようだ。為替も円が対ドル・ユーロでまたぞろ高く推移しているので(一時80円台・106円台)、このまま欧米市場が安値で引けば明日の東証も全面安、少なくとも我が3銘柄は必ず軟調な展開になる。
 今日日本が膠着で終わり、欧米がやや波乱でスタートというのはどういうことか、特段の世界的悪材料が噴出したわけでもないのにわからない。明日明後日の米FRBや週末の日銀の出方を見極めたいにしても、何も急落しながら見極めなくてもいいのにと思う(?)。
 まあこんな状況の中、明後日の給料日に住金300株をそんな水準で買いに出て、平均単価を切り下げながら再び1単位1000株達成したい僕的思惑は、果たして如何ばかりか……現時点で「FRBは今回も実質何もしないが、日銀は十中八九金融緩和に踏み切る」「いや、それだとFRBは日銀に先を越されかねないから、かねてからの『必殺!QE3』に踏み切るやもしれぬ」という思惑が渦巻いている。