株式新聞で新日鉄株が励まされたが……

 今日の東証は昨日NYダウが堅調でスタートしたことで一時再度1万円にトライしたが、後場中頃に昨日今日2日間開かれた日銀の金融政策決定会合で追加金融緩和の見送りが伝わると、為替で円が対ドル・ユーロで高く振れたことも重荷になって急速に伸び悩んだ。こうして日経平均は昨日比9円22銭高にとどまっての9899円08銭で引けた。そして我が3銘柄も新日鉄が1円高の233円、住金も1円高の170円、三井物産が5円安の1403円で引け、各々の含み益も1000株の1万2000円、400株の1200円、200株の1万800円となった。
 昨夜既にWebで見たが、今日の株式新聞2面「3月12日の動き」で新日鉄が昨日遂に、チャート上移動平均線で25日短期線が200日長期線を突き抜けるゴールデンクロスを示現し、先高サインが出た(!)と出ていた。また、その200日線自体も未だ緩やかに下降中ながら早晩上向くのは確実。12日付野村証券金融研究所のリポートでも「高炉セクター来期4〜6月期の輸出採算、緩やかながら改善へ」ともまとめられており、確かに2月中旬以降今日まで堅調続きの株価なので、直近では利食い売りや戻り待ち売りで下げようが、そこを押し目と睨んで拾っていきたいとしていた。
 これを読んでどう解釈するかはまさに各人各様千差万別だが、僕的にはそれは住金にも当てはまると睨みたい(!)。なので今後最低限、新日鉄は300株、住金は600株各々買い増し、持ち高も各々1300株、1000株として「来る10月1日」を迎えたいのだ。合併比率1:0.735に変わりなければ、それらが「新生・新日鉄住金2000株」に生まれ変わるためだ(!)。もちろんその際発生する、住金側の35株の端株は買い取ってもらうことになる。