新日鉄株遂に初の4ケタ含み益(!)&物産寄り付き買い注文失効で失敗(?)。

 「日経平均9500円志向で、週明けから買い先行の公算大」……昨日の日経朝刊13面(日曜に考える)「市場アウトルック」“株式の巻”(?)でそう見立てられていたが、その通りズバリ的中!! 今日の東証前場で一時9549円をつけ続伸で始まった。そして我が3銘柄も僕が確認した限りだが、新日鉄が12円高(!)の225円(!)、またまた買いそびれるか(?)住金が8円高の162円(!)、三井物産が41円高(!)の1382円と大幅高で推移していた。一昨日の晩になって日経電子版の速報でもあったが「中国人民銀行中央銀行)、預金準備率を0.5%引き下げると発表」、それも受けた形か今日の外為で円が対ドル・ユーロでそれぞれ下落、79円台後半で80円をも窺う勢いだったり(!)、一時105円台(!)で推移したりで、先週に引き続きマインドの良さが際立っていた。
 ただ昨日の「アウトルック」にもあったが、今日米国がプレジデントデーの祝日で市場も休場につき、いくら後刻欧州アジア市場も開くとはいえ米をシカトする訳にはいかないと(?)後場に入ってやや上げが鈍ってはきた。とりあえずの節目の日経平均9500円台乗せを果たしたことの利食い売りもあって、結局日経平均が先週末17日比100円92銭高の9485円09銭、新日鉄が11円高の224円、住金が7円高の161円、三井物産が32円高の1373円とやや上げ渋って引けた。
 しかし僕的には今日の立会いは、高騰を通り越して暴騰もいいところである(?)。日経の一昨日の電子版&昨日の朝刊にあった、その、日本に引き続いての中国のサプライズ的金融緩和も買い材料だとは思っていたが、今日の上げ幅は日経平均こそ想定内だったものの、我が3銘柄は想定を超えていた(!)……いわんや“持続中”の新日鉄と物産においておや(!)。
 ましてや物産は今朝始業直前に、今日の寄り付きにおける1350円(先週末比9円高)の指値での買い注文を入れたが、呆気なく失効と出たくらい(!)、のっけから大幅高で寄り付いたようだ。挙げ句、物産の含み益は先週末の1000円から4200円に拡大した(!)……ところでそういえば一昨日の読売朝刊商況面「投資案内」へ、単価1420円の物産300株の診断を依頼したくだんの相談者は(?)、当然持続決定でよもや血迷って売っ払ってはいまい(?)。評価損が先週末の2万3700円から今日1万4100円にまで圧縮されたし、もしもう100株買う“軍資金”さえあれば、僕だったら今日明日にもナンピンを入れてるところだ(!)。
 因みにあと商社株でいえば、やはり三菱商事が相当値を飛ばしていた(!)……我が3銘柄のついでに見ると90円超上げて(!)1970円辺りで推移、帰宅後チャートを見ると一時108円高(!)の1987円まで飛ばしたようで、結局91円高の1970円で引けていた。日経会社情報でダテに「総合商社の雄」と言われていない上(!)、やはりこれも、一昨日の日経朝刊1面トップが材料でもあったのが想像に難くない(!)。

 一方、今日の11円高で我が新日鉄1000株にも遂に3000円の含み益が発生した(!)。振り返れば昨年2月4日に住金との合併発表を受けた形で、一時30円超上げて320円辺りだかつけた時に、20株の持ち高で400円超の含み益が発生したが、以降大震災やタイ洪水、原材料高、欧州債務問題とそれに伴うハイパー円高その他諸々を挟み、50株ずつ買っては下げ買っては下げの繰り返しで一歩間違えば蟻地獄(?)、一時“My特別損失”が6〜7万にもなった。しかしそれは今秋の「新生・新日鉄住金」になってから、遅くとも数年で解消されるばかりか相当な含み益が出ようと踏んで、これから頑張っていこうとしていたのだ。
 ましてや先般の今期第3Q決算発表で、案の定芳しからざる結果のみならず今期末減配も視野に入ってくるくらい、財務体質の損傷も想像を絶するのが確認されたし、これも先日来、来期の全体の粗鋼生産量が1億500万トン行くか行かないかという見通しもあるから、発表時「今年も低迷続きだろう……もうこうなったら、少なくとも来年まで“茨の道”を歩んでもいい(!)……新日鉄住金と茨の道を歩めるんなら、たった1〜2年といわず喜んで何年でも歩んでやる(!)」と覚悟を決めたのだ。それからまだひと月も経たないうちに、いつの間にか茨の道が断りもなしに舗装でもされたのか(?)、エスカレーターでも設置されたのか(?)……依然欧州問題や中東情勢が予断を許さないものの、この地合いの急好転には驚くばかりで、困ったことに頭の切り替えがなかなか進まない(!)。