「単価1420円の物産300株」の株価診断とは、この株主笑止千万。

 今日の読売朝刊26面(商況)に、去年も新日鉄のことで取り上げた「投資案内」という株価診断コーナーがあり、今回は千葉の読者から「単価1420円の三井物産300株」の診断が出ていた。
 僕的結論から言えばこの相談者は笑止千万(!)、明らかにスペースのムダである。この輩にとってどうなのかは知る由もないが、今回登場の銘柄は僕的に大事なエース銘柄なのだ。誰に相談するでなしに明快に「持続」の一手ではないか。1420円の株価は、昨秋の欧州問題の席巻で10月4日に一時1005円(!)と1000円スレスレまで下げて(昨年来)安値をつけた、多分それ以前のものだろう……と思いつつ株式新聞Webにある過去6ヵ月の日足チャートで追跡すると、直近では去年7月央から8月初にかけての水準で、結果的に高値掴みだったようだ。
 しかし前述の日経の記事もあることだし、既に足元では1400円を窺う勢いで、僕も常々言っているように早晩1400〜1500円には乗せる公算大だから、何の相談も不要なのだ(!)。昨日の終値が1341円なので目下2万3700円の評価損が出ていて、それ自体は自業自得だ……というか、そんなものも早晩プラスに引っくり返る公算大なのだ。ここまで塩漬けしガマンしてきた末にせっかく掴める公算大の“勝利”を目前に、もし週明け以降に損切り売りしたければサッサと勝手にすればいいが、その代わり後々“評価益”が出て地団駄踏んでも後の祭り、またまた自業自得と相成る(!)。
 この株主、株式新聞はまだ仕方がないにしても、読売オンリーで日経を併読していないばかりか、会社情報も四季報も手元にないのか!?……だとしたら更なる笑止千万である(?)。