新世紀の代替エネ・シェールガスに注力する総合商社。

 今日の日経朝刊1面トップに、トップ商社の(!)三菱商事がカナダでかの国の資源大手から権益の4割を取得、そのためシェールガスという新型ガス田開発費込みで、総額延べ60億加ドル(4800億円)の投資に踏み切るという記事が出ていた。新型ガスで日本勢最大、LNG(Liquefied Natural Gas:液化天然ガス)生産設備も建設するという。先の大震災と原発事故以降の脱原発の流れの中、火力発電の復活でLNGの輸入が急増、発電コストが嵩んでいる問題の解決に向けていくとあった。
 今回の記事は三菱商事のことで大半だったが、大手商社ではシェールガス等の代替エネルギーへの取り組みの抜かりはなく、末尾で伊藤忠や丸紅、三井物産その他も既に米国で権益を得ているともあった。
 まあ商社全般がこういったエネルギーや食料その他、人々の生活の根幹に関わる物資の開発投資に抜かりがないから、今期はもちろん来期の業績も良かろうというものだ(!)。ましてやここ数日こそそうでもないが、昨年来のハイパー円高がそういった海外投資には明らかにメリットに作用している(!)。今日は土曜だがこうなると早速、週明け明後日の株式市場で三菱商事のみならず物産その他商社どころが買われ、昨日に引き続き続伸してしまう(!)。もっともとりわけ物産は「Myエース銘柄」につき“仕方がない”面があるが(?)……因みに昨日の値上がりで1000円の含み益が生じてしまっている(!)。
 ところでシェールガスの記事に関しては、先日いつだったか日刊工業新聞最終面「深層断面」で特集があったが、僕は何を思ったかウッカリ古紙回収にでも出したのか(?)いつの間にか紛失してしまった(!)。仕方がないので、来週以降いつでも「Myエースメディア」日経産業新聞で今回の特集でも組んでもらうしかない(!)。