三井物産40株利食い売り(!)……2月2日での勝負。

 今日の東証は、寄り付き前発表の12月鉱工業生産指数の上昇率が市場予想を上回ったこと等で、自動車株その他輸出関連株の一角に買いが入ったり、株価指数先物にまとまった買いが入ったことも現物株の裁定買いを誘ったりしたものの、一方で為替で円ドルが3カ月ぶり水準の円高基調で輸出関連株の重荷にもなり一進一退、結局日経平均は昨日比9円46銭高の8802円51銭と小反発で引けた。そして我が3銘柄の引け値も、新日鉄が6円安の187円で再度190円割れ(!)、住金が2円安の136円、三井物産も2円安の1294円だった。
 昨夕残業時に日経電子版、帰宅後日経CNBCも加えて見ていたが、まず英FTSEがいきなり30ポイント安だったか軟調で始まり、追って米NYダウもいきなり100ドル超下げていた(もっとも引けでは何と6ドル安まで反発していたが……!?)。CNBC『デリバティブ・マーケット』を見ていて商品市況もここへきて軟調だと見た僕は、「明日31日も軟調な地合いだろう」とも思って21時半直前、三井物産40株全数の明朝の寄り付きでの売り注文を出した(!)。やはり先週末の「なんでやねん急騰」(?)が引っかかって(?)、一旦利食っておこう、そしてあわよくばある程度下がったところで買い戻そうと思ったのだった。約定株価は今日の寄り値1298円で、平均単価1265円からしたら1株33円、単純計算で総額1320円のキャピタルゲインである(!)。
 また、いよいよ明後日の2月2日に住金共々第3Q決算発表だが、物産の場合は昨年来“新日鉄住金”やJFEその他鉄鋼どころが苦しんできた、鉄鉱石等の原材料価格の超堅調さがメリットに作用(!)、今期通期で過去最高益を更新する見込みになっている。発表時刻は13時半と物産ホームページに出ていたので、当日後場が勝負なのは明らかだ。もし発表内容が日経本紙・会社情報通りなら織り込み済みとして急落もあり得る……物産に限らず商社全般が、来期は今期ほどの勢いがなかろうと見られているからだが、逆に日経の既報に大幅プラスαのサプライズでもあれば当然のように急騰がミエミエだ。