週明けもいつか物産株買い出動、そんな準備をしたが……

 今日の日経朝刊13面(日曜に考える)「市場アウトルック」で、まず“株式の巻”(?)で「今週は上値が重かろう。市場では日経平均9000円ラインを目指すには、1.海外株高 2.為替で更なる円安、といった面が必要という」と出ていた。先週米FRBが14年までのゼロ金利政策継続を表明、「すわQE3含みか!?」とも受け取られたのか、ドル安が進んだことで週末に僕も含めて(?)利食い売りが広がった……何せ住金1000株をまず145円で売り、翌142円で買い戻しては更に144円で売り、そして金曜にその世間が利食ってきた141円の現物をまた1000株買い戻すという、初の「アップダウン売買」、俗に言う回転売買を体験したのだから……
 しかし例の欧州問題がやや緩和されたのか、その利食いは相場上昇へ向けての階段の踊り場に過ぎないとの見方もある。一方、今週も今期第3Q決算発表ラッシュで、少々悪い分には織り込み済みの面があろうが、週末の新日鉄のように急遽の下方修正でもあれば買い手控え、いや、急反落もあろうといったニュアンスだった。
 そして“為替の巻”(?)では「円高基調だろう」と単刀直入にきていた(!)。やはり前述のような事情で、確かに週末2月3日の米1月雇用統計が焦点なものの、仮に雇用者数増&失業率低下が見られても、ドル買いにつながるかどうかは懐疑的だという。
 さて翻って考えるに、僕的今週のアウトルックは何をさて置いても、2月2日の住金&三井物産の第3Q決算発表である。住金に関しては、何といってもシームレスパイプのお陰で新日鉄ほどの下方修正はなかろうと睨んでいて、期末配当予想も従来通り、日経会社情報にも出ている通り2.5円の筈、増配はあり得ないにせよ(?)減配もないとの感触がある(!)。
 そして三井物産は、直近ではどうやら“新日鉄住金”に先んじて僕的な「エース銘柄」になりつつあるようで(!)今度の発表が楽しみである。原油その他のコモディティー価格の堅調さや、海外投資のため前述のような円高がプラスに作用する筈で、更に金融緩和に関して今日の読売朝刊9面(経済)にも出ていたが、日米中やユーロ圏から新興国までも問わず、まさに“世界同時多発緩和”の様相がある(!)。なので第3Q自体はともかく、通期では会社情報通りないしそれ以上のサプライズがあるかもしれない(!)。
 そこで今日、先週の証券口座の残金1万2700円余りに銀行から4000円を移し足す措置を取った……今週どこかでもう10株買い足して50株の持ち高にするためで、昨年末12月2日付株式新聞1面「注目株」はやはりダテではなかったと思う(!)。