住金1000株売り出動を試みたが……

 昨夜就寝前に日経電子版を見ると、いつの間にやら1ユーロ100円スレスレにまでユーロ高が進んでいた(!)……そして迎えた今日の東証日経平均が4日続伸、昨日比126円68銭高の8766円36銭と、昨年11月7日以来約2カ月半ぶりの高値水準で引けた。欧州債務問題に対する過度な懸念が後退し前日の欧米株式相場が上昇したことと、円相場が対ドル、対ユーロ共に弱含み、更にはアジア株が総じて堅調に推移したことも上げ材料となった。
 そして我が4銘柄も新日鉄が何と10円高(!)の200円ジャスト(!)、住金が7円高の143円、三井物産が18円高の1266円、みずほFGが6円高の115円(!)で引けた。ちょっとユーロが100円に戻したくらいでこうも調子いいとは……しかも各銘柄評価損益で、新日鉄こそ1300株保有で依然3万2500円のマイナスだが、住金が1000株保有で3000円プラス(!)、三井物産が10株保有で590円プラス、みずほFGが100株保有で200円プラスとなった。新日鉄にしても依然マイナスとはいえ、一時6万前後の“特別損失”があったことからすれば大幅な圧縮である(!)。
 そこで今日の後場、住金にそれだけの含み益が生じたことから、かねてからの懸案であった売り出動を試みることに決め、携帯から143円の指値で売り注文を出した。しかしそれが今日の高値&終値にもかかわらず、ついに約定しなかった、というか、できなかったというべきか(?)。昨夏のみずほFGの買い出動時もそうだったが、何かと指値注文は難しいものである……しかし今回の売りに関して「143の指値」は、これまでの手数料や売り自体の手数料&譲渡益税を合算した場合の譲れない一線なのだ。
 それにしても未解決の欧州問題&混沌とする中東なかんずくイラン情勢にもかかわらず、これからいよいよ上げトレンドなのだろうか……僕的にはとてもそう思えないが、明日明後日の日経本紙や日経ヴェリタス、株式新聞で読みに読むしかあるまい。