商社に関する本3冊購入……初の三井物産株買い出動近しか!?

 こうして思ったほど堅調でなくして、むしろ“軟調”な部類だと観念した(?)僕は昼頃にウチを出て八重洲ブックセンターへ向かった。そして向かう前に最寄駅前で1冊、ブックセンターで2冊と、都合3冊の本を買った……いずれも商社に関するもので、こういったタイトルである。
 1.日経文庫『業界研究シリーズ 商社[第2版]』(日本経済新聞出版社・1050円)
 2.『総合商社の動向とカラクリがよ〜くわかる本[第2版]』(秀和システム・1365円)
 3.『図解 商社業界ハンドブック』(東洋経済新報社・1680円)
 昨年来、新日鉄や住金、100株のみながらみずほFGをシコシコ買いつつ(?)いつ三井物産も狙うかを窺っていた。そして結果論ながら昨年初頭はやはり買わなくて良かったかもしれない……1500〜1600円をつけていたが、先般の大納会では1197円だった(!)。さすがに今日は前述のような地合いだったので、25円高の1222円、配当利回りがほぼ4.5%で引けた。
 ただ、誰しもそうだろうが配当利回り4〜5%はやはり魅力で、今期通期の配当55円(!)の異動なかんずく減配だけはなさそうな勢いなので、そろそろ買いに出なければなるまいと思い始めた。しかし、ブッチャケ言って「改めて商社とは何ぞや!?」という面もあって(?)、日頃から日経各紙や日刊工業、日経会社情報に目を通すだけでは当然ながらどうにもならなかった。そこで「物産買い近し!」を予感したので(!)、そろそろ休みも終わることでもあり今日買ってきたというわけだ。
 物産を狙い続けているのは、そうした配当利回り等の業績面が好調なのはさることながら、1876年(明治9年)に益田孝が創業して間もなく、同年12月についでに(?)経済専門紙・中外物価新報……言わずと知れた今の日経も、しかも時の渋沢栄一らの助力を得て創刊した故事に因んでもいる。今でこそ物産と日経には何ら資本的・人的その他の関係が一切ないが、かつて実質的に物産が日経の親会社だったという故事は、明治初期に益田孝も渋沢栄一もいなくて物産もなければ、日経という新聞もなかったかもしれないということでもあり、更には僕のこういったネーミングのブログもなかったかもしれないということでもある(?)。
 そんなこともあって、目下僕的に商社といえば三井物産しか関心がないといっても過言ではなく、伊藤忠商事や丸紅、三菱商事住友商事、かつての日商岩井双日といった他の総合商社はもとより、住金系の住金物産のような専門商社にもあまり関心がない。が、今日買ってきたそれら3冊を読みながらパラレルで、日経各紙や日刊工業、株式新聞に目を通すうちに関心を抱くようにはなっていくかもしれない。