鉄鋼株堅調(!)&日経会社情報12年新春号発売。

 週明け今日の東証新日鉄その他の鉄鋼株が軒並み堅調、我が鉄鋼2銘柄も新日鉄が先週末9日比6円高の198円、住金が5円高の143円と、昨日ああ綴ったのに(?)逆に出たわけだ。先週末の米NYダウが、欧州の2会議がああいう芳しからざる結果に終わったにもかかわらず180ドル超上げた、そんな流れを引き継いで日経平均が117円36銭高の8653円82銭で引け全面高だったのだ。とりわけ住金は144円までつける場面もあったりし、含み益が1500円になったりしたのだ(!)。
 そこで考えたのが、その水準で住金500株全数を明日の後場寄りで一旦売りに出し、後日130円台半ばまで下がることがあれば、そこで500株ないしそれ以上買い戻す作戦だ。目下の平均取得単価141円で、それ以上株価が堅調になってしまって(?)買いに出たくない以上一旦売り出動に出た方が、スズメの涙程度ながらキャピタルゲイン享受もあって得策だと思ったのだ。
 しかし今日の英FTSEが数十ポイントの反落で寄り付き、帰宅後日経CNBCを見ても21時過ぎ時点で米ダウ先物が下げていたので、後刻のダウ現物も今日とりあえず調整による下げが見込まれ、明日の東証も同様、結局その売り出動は無理っぽい感じがしてきた。まあ明日1日も模様眺めのダンマリを決め込むしかあるまい(?)。

 また、今日は四半期毎のお楽しみ(?)日経会社情報最新号・12年新春号の発売である。今日は2時間残業だったが、前回の轍を踏むまいと(?)今夜早速行きつけの書店に出向いて、無事にいつもの大判を買えた(!)。
 早速“新日鉄住金”のページを見ると、新日鉄が営業利益と純利益の予想が前号との比較で下がっていて、なおかつ今期末配当が最悪1円、通期合算で2.5円に減配もあり得るとしていた(!)。公式的には「未定」なのだが、確かに未定である以上そういう可能性もあるにはある。同様に、一方の住金は営業利益横ばいで純利益が下落基調だが、屋台骨のシームレスパイプが好調で経常増益、最終損益もトントンにまで持ってくるので、今期末配当も予定通りかつ先日2日に配布された有報にも表明してあった通り、2.5円を堅持するとあった。