東証・大証の経営統合、両証取が最終合意を正式発表(!)。

 今夕18時のNHK10分ニュース(?)の2〜3本目に、今春以降日経本紙や朝日、読売が替わりベンタンでスクープしてきた(?)、東京・大阪の両証券取引所経営統合に関して最終合意したことを、今日の引け後か両証取が正式発表した(!)と取り上げていた。僕的に着目した骨子は以下の通りで、殆ど各紙既報の通りでもある。しかし発表時間&夕刊の締め切りの関係で、ウチの今日の夕刊には一切出ていないのは言うまでもない。
 1.統合の時期的メドは来秋から再来年1月。
 2.存続会社は大証で、公取委の合併審査でOKが出次第、東証大証株をTOBで発行済み株式数の66.6%を買収。
 3.企業価値大証「1」に対し東証「1.7」とし、さんざん揉めに揉めたこれが事実上の統合比率。
 4.そして統合形態は、持ち株会社日本取引所グループ」を設立して東証大証を傘下入りさせる。
 5.これによって全上場企業時価総額が4兆円超になり、世界2位に躍り出る(いや、バブル時代以来の復活か!?)。
 こういったNHKの短時間ニュースなので、新聞のリード文程度のことしかわからない。12日に毎日夕刊がスクープした、東京工業品取引所も含めた三つ巴統合のことも一体どうなっているのか全くわからないのはまだ仕方がないにしても、こういう時頼みの日経・朝日の両電子版にもまだ出ていない(!)。なので明日の日経本紙その他の朝刊、あと明々後日の日経ヴェリタスも待つしかないのも言うまでもない(!)。
 ただ、僕的要望としては1.の時期的なメドについて、やはり来年10月1日だとめでたいことこの上ない(!)……新日鉄・住金、日新製鋼日本金属工業の合併なり統合もあるからで、「折角の3組の“結婚式”をパラレルで盛大にやっちゃえ!!」というわけだ(?)。
 
 なお、一風呂浴びた後刻20時過ぎ、以上の文を推敲していて「全上場企業の時価総額がたった4兆円!?そんな馬鹿な……新日鉄だけでも1兆数千億円あるのに!」と思って、今日の株式新聞2面「ボリューム指標」を見てみた。そこに東証大証における昨日の終値ベースでの時価総額も算出されていて、東証1部250兆5939億円と2部3兆1188億円、大証1部140兆7057億円と2部1兆794億円と出ていたではないか(!)。「約400兆」の間違いか……!?