読売に載っている株価診断……今日は新日鉄。

 ウイークデーの読売朝刊に「投資案内」といういわゆる株価診断のコーナーがあるが、今日の30面(商況)に「新日鉄株を245円で2千株保有中。今後は如何に?」と出ていた。あと僕的に「税込の平均取得単価262円で300株保有中」も追加したい(?)。
 住金との合併予定や、原材料価格の下落傾向に加えて自動車生産の回復で鋼材需要が上向き、業績面に寄与しそうだとあったのは周知の通りだが、肝心の株価が下値模索の展開で、信用買い残が上値も抑えているため、相場の地合いが弱ければ下値220円もありうる。一方業績寄与がクローズアップされ、250円台を超えれば先行き期待が持てそうだとあった。
 まあ、年内は確かにそんなレンジだとも思うが、目下公取委で進行中の住金との合併審査並びに住金との合併交渉如何では、もちろんどう動くかわかったものではない。住金にもいえるが、年内のキーワードは「本当に合併できるか否か」だろう。