IFRSの勉強も必要か……

 今日発行の日経ヴェリタス第168号(29日〜6月4日)8面(THIS WEEK)に1冊の書評があった……『IFRSで企業業績はこう変わる』(日本経済新聞出版社、税込1785円)といい、4年後の15年にも導入予定のIFRS(International Financial Reporting Standards:国際財務報告基準国際会計基準)についての入門書的TEXTのようだ。IFRSは既に個別企業レベルで住友商事やHOYA等が導入済みともいい、先日25日も取り上げた利益指標「包括利益」についても、三菱商事キヤノンの事例で株価への影響分析まで執筆されているという。
 僕的には、バランスシートも未だ満足に“解読”できない分際でその本をマスターできるかどうかの疑問があるが、「企業会計に疎い人にもイラストや図表、各種ケーススタディーで理解がしやすいはず」とも紹介されていて、税込1785円は決して高い授業料でもなさそう……いや、格安といっていい授業料かもしれない。