改正産活法、何とか(?)可決・成立。

 昨日の日経夕刊3面(総合2)と電子版、そして今日の日経朝刊4面(経済1)と朝日朝刊4面に、いずれも昨年9月24日付日経朝刊1面トップで取り上げていた産業活力再生法の改正案が、昨日の参院本会議で与野党の賛成多数で可決・成立したと出ていた。3月10日にも触れたが改正産活法は今年度予算の関連法案の1本で、予算本体こそ衆参ねじれがあっても憲法衆院の可決のみでOKなものの、関連法案では参院で野党の反対多数で否決されればそのままOUTである。しかし昨日参院で「与野党賛成多数」ということは、自民党辺りも賛成に回ったようだ。共産党は反対だったろう。
 いずれにせよこれによって7月の施行を目指し、折から今月にも公取委新日鉄・住金の合併審査がスタートする手はずだし、まあ事実上その合併を立法・行政挙げて推進している面まで垣間見えるのはさすがに疑問ではあるものの、法改正が俎上にのったのはあくまで昨秋であり、僕的にもそれは賛成だったので一応ホッとしている。