新日鉄の前期末の業績予想記事。

 今日も休日出勤で始業前、普段通り日経電子版携帯用を眺めていたが、未明の2時ジャスト配信の記事で新日鉄並びに神戸製鋼所の3月期決算予想記事が出ていた。ただ……あれっ、朝刊には出ていなかったか!?……さっき出勤時電車の中で目を通していたが見当たらなかった……まあいいか……!?
 新日鉄の連結最終損益が、従来予想の950億円をやや下回り900億円前後の模様だという。東日本大震災の影響で釜石・君津両製鉄所や仙台にある子会社の生産拠点で被害を蒙ったため、その関連の特別損失が200億円強、加えて株式評価損等もあり最終的に300億円超だろうとしていた。ただ、期末配当は3円維持の公算大ともいい、僕的に100株しかないもののSBI証券でのネット取引手数料を相殺する“大切な原資”なのでホッとしている(?)。
 しかし今夕帰宅時の車内で13面(投資・財務2)トップに、新日鉄神戸製鋼のここ数期の売上高・最終損益の棒グラフと、新日鉄粗鋼生産量の推移を示した折れ線グラフのオマケつきで出ていたのに気付いた(!)。明らかに「見当たらなかった」ではなく「見落とし」である……遺憾ながら何故かは自分でも不明だ。
 あと3月14日発売の日経会社情報11年春号では、新日鉄の今年3月期業績予想数値で売上高4兆1千億円、営業利益1650億円、経常利益2200億円、純利益が既述通り950億円、年間配当も3円、そして今期12年3月期が同じく売上4兆4千億円(3千億円増)・営業1900億円(350億円増)・経常2400億円(200億円増)・純利1500億円(550億円増)、配当4〜5円となっていた。しかしこの原稿締切が明らかに震災前なので、28日発表予定の前期・今期業績(予想)や、その後の日経本紙・会社情報の記事での再確認が必要だ。