三井物産株をポートフォリオに加えるか……!?

 今日の東証の地合いは案の定、売り買い共に動きづらく膠着状態となり、日経平均は先週末15日比34円87銭安の9556円65銭、出来高16億4577万株で引けた。そして我が新日鉄も4本値251・252・248・248の4円安となり僕的に当面の安値としていた250円を割った。株式新聞WebのMSチャートを見ると、確かにテクニカル面で買いサイン点滅中(!)、「一言コメント」にも「今後更に下がれば絶好の買い場」といった評価があった。
 しかし昨日も言ったが連休を挟んで決算発表を控え、更に大震災後の経営たて直しの苦慮も目に見えており、少なくとも向こう1ヵ月はこういう膠着状態が続いて何ら不思議ではない。いや、当面の安値ラインまたはそれ以下をも下げることはあっても、上げ基調はまず考えづらかろう。
 ただ、そんな中昨日言った日経ヴェリタス11面(企業)にて、前期はもちろん今期3月〆でも増益基調と予想されている業種がある……機械・プラントと商社だ。もっとも機械・プラントは関心がなくわからないので、自ずと商社に目が向く。しかも「ワンポイント短評」にも、リーマンショック以降の資源価格が反転、今期もその基調が続く上に大震災の影響も限定的なので増益基調だろうとしていた。
 「そろそろ三井物産も買い出動に出るべきか……!?」昨日それを読んでから改めて検討を始めた次第で、新日鉄100株を置いときながら物産も欲しいというわけだ。新日鉄は今期の予想配当が半分に減るのではないかと部外者なりに勝手に予想しており(?)、一方そんな「強気予想」ならまた一つポートフォリオを付け加えたいと思うのは自然である。
 なお商社の決算発表は殆ど連休明けのようで、双日が28日である他は5月6日以降、伊藤忠や丸紅、そして物産も5月6日である。