みずほFG100株買い出動に出るか……!?

 今日の東京外為・株式市場は地合いが悪かった。というか、ずっと日経電子版携帯用やモーニングスター・モバイルを見ていたが、まず今日は米国がプレジデントデー……大統領の日!?……という祝日で市場が閉まっていたのでただでさえ様子見気分だろうとしたところへ、現地時間12時51分(日本時間8時51分)、まさに市場「開店」直前にニュージーランド南東の最大都市にして観光地でもあるクライストチャーチでM6.3の地震が起き、そのため外為ではNZドルはもちろん地理的な面で豪ドルまで売られ、めぐりめぐって円が買われたという。プラス、中東のリビア……僕も今日になって日経朝刊社説で教わった、チュニジアやエジプトとは違って有力産油国にしてOPECのメンバーでもあるらしいが、かの国の反政府デモの激化で北海ブレントとドバイ原油が高騰、今日の米国WTIもどうなることやら怖いというわけで、以上2国の別々の情勢が重なって日経平均は昨日比192円83銭安の1万0664円70銭で引け、東証1部の値下がり銘柄数1429と全体の8割を占める全面安商状だった。
 そもそも年初以降、途中新日鉄・住金のこともあったりして比較的ハイピッチで上げてきた感があり、こういった情勢が出てきたのは、今度こそ本格的な調整入りの思し召しと受け取ったほうがいいかもしれない。
 しかし……である。どういった理由であれ、急落・暴落したところは絶好の押し目ナンピンの入れ場、つまり絶好の買い場なのは明白だ。新日鉄も今日300円割れ、299円で引けたのだ。この情勢が続いてインフレ懸念から金利先高懸念とか円高懸念が再燃するようだと、PBR1倍割れの293円ばかりか合併発表前の水準280円台後半まで下げる懸念も出てくる。そうなると……
 「そろそろみずほFG100株いってみるか!?」
……と、そう3日前の話の“再燃”にもなる。実際みずほも今日166円の安値引けである。ただ「早速明日!」と慌てるつもりもない。明日1日様子見で、また、今日と明日のNY市場も勘案しつつ、もし買いなら24日に打って出るつもりである。