「新日鉄・住金」についての新たな考察となるか……!?

 今日の日経朝刊24面(経済教室)にある例の読み応えある大型コラム『経済教室』で、今日から2回か3回かわからないがサブタイトル「鉄鋼大型合併 何を意味するか>>上」が始まった。明日が「中」なら明後日までの3回、「下」ならそれで終わりということだ。
 ただ今回の筆者には非常に失礼を承知でのブッチャケだが、内容は4日付以降の各紙の第一報・続報やコラムでの考察をまとめたに過ぎないと思った。あれから2週間が過ぎたが、4日付以降のウチの7紙……朝日・毎日・読売・日経3紙(本紙・産業・ヴェリタス)・株式にある、取り置きできる限りの関連記事が今も手元にあり、自分なりにまとめ終わるまでしばらく捨てられずにいるからだ。
 「合併決断の背景の一つには川上・川下双方からプレッシャーをかけられた」……そういうのを「前門の虎、後門の狼」というが、「虎」が最近そこでも国際的再編が進み大手3社が世界シェア7割、そんなスケールメリットで原材料価格を事実上牛耳る資源メジャー、「狼」が08年リーマンショック以降鋼材価格の引き下げは求め引き上げ要請にはなかなか応じない、顧客たる自動車・電機等の製造業のことをいう。そういうことも日経を中心に既報の通りだ。