日経ヴェリタスの大胆予想……「次」は電機か化学か食品か……?

 今日発行の日経ヴェリタス第152号(6〜12日)でも、12〜13面で新日鉄・住金合併特集が組まれてあったが、ほんの一部分の中にもう早速「次なる再編はどの業種か?」といった記述があった。そして企業数が多く、長年足の引っ張り合いにかまけているうちに国際競争力をつけるのを怠り、ふと気がつけば海外企業に太刀打ちできなくなってしまったという電機や化学、食品といった業界は今後要注目だろうとしていた。
 ただ、電機の場合は1人コメントしていて、「多角化した事業を持つので社内にすら利害対立があるから、2社ましてや3社以上による再編は困難」との意見があった。あと僕的に思うに食品は、日常的に飲み食いする我々消費者たる庶民にとって種々のコストが下がって価格が安定するのか、独禁法が禁止していて公取委も目を光らせる価格カルテル・管理価格が生まれかねないのか、いずれかという動きに固唾を飲んで注視しなければならない手間が生じる。
 「そうなると残るは“バケガク”……かなあ!?」と思ったのだが、これまた明日以降とりわけ株式市場の動向や如何に?