週刊ダイヤモンドの既報通り、読売が小学生新聞創刊。

 今日の日経産業新聞5面(デジタル・サービス)に「フラッシュ」というベタ記事コーナーがあり、その中に読売東京本社が3月に週刊の小学生新聞「読売KODOMO新聞」を、まず関東の1都6県向けに創刊するという記事が出ていた。タブロイド版16ページで月極め500円という。
 先日買った『週刊ダイヤモンド』(1月15日号)の例の新聞・テレビ局特集の中で、33ページにコラムの形で既に取り上げられていた。目下、小学生新聞は朝日と毎日がそれぞれ日刊で「朝小」(月極め1430円)「毎小」(同1340円)を出しているが、少子化にもかかわらず高齢化を反映してか高齢者に意外かつ思わぬ人気のためこれらの部数が伸びているところへ、読売が満を持して「殴りこみ」に入るという。そして何かと本紙ばかりにスポットが当たって目立たない存在の小学生新聞も、いよいよ激戦になりそうだとしていた。
 ただ読売自体の社告等の公式発表がまだ見当たらない上、格安とはいっても週刊なので朝毎とすぐに勝負になるかどうかは現時点で疑問だ。もっとも今まで読売が小学生新聞を出していなかったのが意外で、かつて確かに読売中興の祖・正力松太郎曰く「読売は中学生にもわかる紙面を目指す」としていたが、小学生にまではスポットが当たっていずまさに盲点だったのかもしれないし、本紙や報知新聞(スポーツ報知)のことで一杯だったのかもしれない。