「風前の灯」が燃え盛るのか、そのまま消えるのか…

 今日18時58分配信の日経電子版に、既に僕的に「風前の灯」と化している労働者派遣法改正案が今日の衆院厚生労働委員会にて提案利用説明があり、ようやく審議入りしたという記事が出ていた。しかし今臨時国会では採決せず、年明けの通常国会へ継続審議になるというかねてから暢気なスケジュールには変更なしのようだ。
 これもかねてから言ってきたことだが、まず職業安定法ありきで派遣法の議論をしないと、いつまで経っても人間の尊厳も守られないまま、知らず知らずのうちに何度でも「多重派遣」「偽装請負」等々法令違反がまかり通り「派遣切り」も勃発する気がする。「人間尊重」などなど如何に松下幸之助よろしく使い古された子供騙しのキレイ事をマクシ立てようとも、所詮経営側は人を使い捨てにしたいのが永遠の夢なのである。