今度は「労働者派遣法改正が復活の兆し」か…?

 今日ウチの朝日・毎日・読売・日経の各紙朝刊で、昨日の民主・国民新の連立与党と「元連立・現野党」社民との国会内での幹事長会談において、労働者派遣法改正案と郵政改革法案の今臨時国会での扱いを協議したという記事が出ていた。あとの産経・東京も出ていただろうが、ともあれあの朝毎がベタ同然だったのには、まず驚いた。そして、当然といえば当然の如く日経も扱いが小さく、五十歩百歩ながらやや大きかった扱いが読売だった。
 「派遣」が社民、「郵政」が国民新が、それぞれ民主に今国会での審議入り・可決成立を求めており、とりわけ郵政改革法案自体が党是とも言えるくらいであろう国民新は、「衆院可決→参院否決→衆院で3党集まって“3分の2”を使って再可決・成立」まで求めたという。ただ民主側は両法案を今国会で成立させるか否かまでは明言しなかったらしい。
 まあ僕的に事実上廃案になったのかと思っている、風前の灯でもある派遣法改正だが、一応「復活の兆し」と言えるのかどうか。ただやはり「またまた継続審議か」と先般報じたばかりの朝日・毎日の今朝の扱いもあるし、依然風前の灯であることには変わりあるまい。